2012年01月02日

2006年8月〜2011年12月末

資産曲線1日1分225mini先物投資(2006年8月〜2011年12月)
ゴルゴン

ゴルゴングラフ2011.12.bmp

スティルトン

スティルトン.bmp
posted by solook at 11:21| 資産曲線1日1分225先物

2011年12月31日

増刷+ビッグトゥモロウ2012年1月号

「これからパンローリングの投資本を読む人へ」が2011年11月に増刷になりました。
2011年1月の初版から2月・3月・11月と4度目です。
ありがとうござます。

また、ビッグトゥモロウ2012年1月号
第一特集の監修者として使っていただきました。
内容は、投資と他のビジネスなどをリンクした話になっています。
ビッグトゥモロウ2012年1月号
posted by solook at 17:17| 書籍メディア

2011年12月31日

225mini1枚当たり(2010年8月〜2011年12月30日まで)
⇒「スティルトン」「ゴルゴン」が公開されてからの成績を簡単にまとめました。月ベースの損益です。

1日1分225成績2011年12.png

◎1日1分 225mini先物投資
⇒2010年8月〜2011年12月までの累計では、スティルトン:+3,670、ゴルゴン:+590でした。両方とも想定内の結果でしたが、「ゴルゴン」は苦戦していますかね。。。2011年は、全体的に値幅が小さくロスカットにかかりやすい結果だったのでしょうかね。他の225システム全体では、比較的安定的に運用できました。また、2012年1月からは「ゴルゴン」と「スティルトン」に+アルファした「ロックフォール」のシグナル配信を行います(特別なシステムなので限定10名ですが…)
※「ロックフォール」2006年8月〜2011年12月末までの簡単な成績
 売買数:9,582回 勝率:56.0% PF:1.56

◎1日1分 株式投資
⇒「トカイ」「アウスレーゼ」は、ここ1年パッとしませんでした。2011年は短期の逆張りは厳しい年だったと思います。やはりポートフォリオの重要性を再確認させられました。このシステムは買いのみということもあるため上昇相場には実力発揮しますので、耐えるためのポーフォフォリオを作る必要がありますね。

2000年1月〜2011年12月30日までの成績です。

HP株2000〜2011.png

posted by solook at 16:38| 1日1分!株式・225mini投資!

2011年08月12日

2011年8月12日現在

1日1分株式投資の結果は次の通りです。
アウスレーゼ、トカイとも
正直なところ、かなり苦戦しています。
まぁ誰のせいでもありませんが。。。
2011.8.12.png
posted by solook at 22:15| 1日1分!株式・225mini投資!

2011年05月10日

北浜流一郎先生からの紹介

相場の世界では知らない方はいないと思いますが、北浜流一郎先生から「これからパンローリングの投資本を読む人へ」の書籍をお勧め投資本としてブログに取り上げてくださいました。
北浜流一郎の「株で資金倍増、悠々人生を。明日に向かって撃て」

これから投資を始める方に読んでもらえればと思っていた本なのですが、北浜先生を始め、諸先輩の方々や意外と投資経験者が読まれていることにビックリすると同時に恥ずかしい限りです。確かにパンローリングから出させていただいている時点で、ある程度の
経験者しか手に取らないかもしれませんが・・・

私自身、北浜先生の書籍も読ませていただき勉強してきた一人なのでそのような方が手に取っていただき、しかも良書として取り上げてくださったことは嬉しい限りです。

ありがとうございます。
posted by solook at 22:46| 書籍メディア

2011年04月29日

シグナル購読を止めるタイミング

シグナル購読を止めるタイミングは始める時よりも難しいと思います。
システムトレードは一定のサンプル数を集めないと結果を評価できないため1ヶ月程度では、なかなか結果がでないのが現状です。
ただ、当初私が考えていたよりも多くの方がシグナル購読を継続されています。
しかも株よりも225の「スティルトン」「ゴルゴン」の方が圧倒的に継続性が高いです。
ホームページ上ではパフォーマンスを掲載していないのですが、皆さん淡々とこなしているようです。
実際、「スティルトン」のご利用者の数名の方から3月・4月とそこそこの結果が出たのでお礼のお言葉やシグナル購読延長のご連絡をいただきました。メールでは事務的になり、お礼の返信はしていませんので、改めて
「ありがとうございます」
とブログで申し上げます。

話を戻しますが、シグナル購読を止める時期です。
多くの方が止める時期は負けが続いた場合、もしくは最初1ヶ月や3ヶ月の契約をしていて、その期間で成果が出なかった場合です。
「その気持ちは痛いほど分かりますが・・・正直なところ運にかかっています」
かと言って、継続すれば絶対に儲かると言う確約もないので仕方ないですが・・・

投資を止める方の多くは負けて止めますので、シグナル購読も同じなのでしょうね!

個人的には購読者のポートフォリオの一部にシグナル購読を入れていただいたり、購読者のシステムの補完的な役割を持っていただくのが趣旨ですが、あまり長期で考えていない人には勝ち逃げをお勧めした方が良いかもしれませんね。

シグナル購読料を含めプラスになった時に撤退する!
それもありでしょうね!
posted by solook at 08:47| 1日1分!株式・225mini投資!

2011年04月17日

2011.3.31までの成績

こんにちは。

1日1分!株式投資!の運営を担当している「塩見」です。
今年の3月末までの株式システム「アウスレーゼ」「トカイ」の成績を掲載します。
(1月を100万円でスタートした場合の利益の推移です)

パフォーマンス自体は、よくないレベルの想定内です。
東日本大震災があり、株式投資どころではない方も多くおられますので、多くのコメントは避けたいと思いますが、実は、震災以降オーバーナイトのリスクを避けたいと言うニーズから「アウスレーゼ」や「トカイ」の問い合わせが多かったのです。

確かに1日で終了しますので、オーバーナイトのリスクはないですが、グラフをご覧いただければお分かりの通り、震災直後に大幅にマイナスになっています。その後、パフォーマンスは何とか戻ってきましたが。。。

株システム2011.3.31.jpg
posted by solook at 16:25| 1日1分!株式・225mini投資!

2011年04月03日

トカイ300 NO2

2011.2.25〜3.30までのマネックス証券のバーチャルトレードの結果です。
トカイ300と言うシステムでトカイのオーバーナイト版です。3月に東北関東大震災があり、株価は大きく下落しました。その影響も受けた結果となっています。
今回は残念ながら元本を少し割って終了しました。

329.jpg

2011年01月28日

これからパンローリングの本を読む人へ

2010年2月末に増刷になりました。
皆様のお蔭です。ありがとうございます!・・・塩見努・・・


hon.jpg
ついに書籍を出版していただきました。
パンローリングの皆様ありがとうございます!
紹介ページです↓

内容紹介
幸せな人生を送るための投資に対するアプローチ!
スポーツ選手は、本番の試合で結果を残すため、何度も何度も繰り返し練習をして、自分の個性に合わせたプレースタイルを築いている。同じように、投資家が長期的に勝ち残るためには、まず自分自身で実践的に勉強を積み重ねて「自分だけの投資スタイル」を築いていく必要がある。

他人に「答え」を求めてばかりでは、けっして長続きしない。自分だけの投資スタイルを、自力で探っていかなければならないのだ。

そのための「筋道」を提案しようというのが、本書のテーマである。

本書では、まず「投資に対する思考と姿勢」について論じる。勝ち残っている投資家にみられる共通点は「やり方(手法)」ではない。「考え方」だ。そして “残念な”投資家にみられる共通点も「やり方」ではない。「考え方」である。

相場というものは、少なくとも、この両者の思考法の違いを知っていなければ、最終的に損をするようにできている。成功者にとっては、あまりにも当たり前すぎることを、多くの初心者は気づくことさえなく、そのまま失敗に終わっているのだ。

この基本的思考と姿勢について踏まえながら、本書では、著者がこれまでさまざまな本を読み、経験を重ね、自分なりに解釈してきたことを具体的に紹介する。

筆者は、本格的な投資を始めるにあたって、5年の「修行期間」を提案している。それだけ腰をすえて勉強しなければ、長期間の資産運用を維持するだけの “屋台骨”ができないというわけだ。

修行期間中は、けっして一攫千金を狙うのではなく、投資額は保守的に、しかし実践は積極的に繰り返し、問題意識を持ちながら「自分なりの投資の中核」を養成することに集中する。そして、この中核を屋台骨として育てることで、それを補完する投資方針も生まれ、それが「ポートフォリオ」へと進化していくのである。

ポートフォリオとは、さまざまな金融商品の組み合わせで、安定的に資産運用をしようという方法だ。

最終章では、自分なりの人生観や人生計画(ライフプラン)から、大局的にどのように「自分のポートフォリオ」を成長させていくかについて言及する。

本書を「知ってさえいれば免れることができた」という次元での失敗を回避し、自分だけの投資スタイルを築き上げるための指針として、そしてさらに「高いレベルで投資に挑戦する」土台として役立ててほしい。

posted by solook at 22:19| 書籍メディア

2010年12月28日

書籍出版のご案内

2011年1月に投資関連専門の出版社パンローリング社より本を出版していただくことになりました。「これからパンローリングの投資本を読む人へ」というタイトルです。投資にどのように付き合っていくかなど、基本的なことを書いていますので、是非、お手にとってください!よろしくお願いしま〜す。
posted by solook at 22:23| 書籍メディア

2010年11月15日

トカイ300

2010年10月21日(木)〜2010年12月17日(金) まで開催されている第7回マネックスバーチャルトレードクラブに「トカイ300」というニックネームで参加しています(もちろん100%システム売買です)資金スタートが300万円ということもあり「トカイ300」にしました。「トカイ」は日計り取引ですが、「トカイ300」は寄り付きに買って、翌日の寄り付きに売るというスタイルですので、夜に翌日の売買を指示するだけなので楽ちんです。「トカイ」とはポジションサイズが違っていますので、エントリー銘柄も多少違います。11月15日現在、2,540人中171位で、資産は3,273,159円です。

株の買い戦略だけなので、相場全体(市場)の影響を受けますが、バックテスト上はブル・ベア相場関係なく、そこそこ安定している戦略です。ご興味ある方は、マネックス証券のマネックスバーチャルトレードクラブに無料で登録し、「トカイ300」のニックネームで友達検索してください!

追伸・・・12月17日が終了し、最終的には3,391,659円でした。3,707人中、406位でした。

損益マネックス1.png

期間が3ヶ月なので評価が難しいですが、安定していました!(チャンチャン…)
ranking_7th.pdf

2010年08月18日

積極的運用例

ポートフォリオの40%くらいはヘッジファンドのような運用ということを明記しました。例えば、金融資産500万円の場合、200万円が積極運用になりますが、その運用例としましては、私が運営で携わっている「藤の棚投資顧問」のシステムですと、225miniのシステム「ゴルゴン」で100万円、株式システムの「トカイ」で100万円の運用というイメージです。ちなみに過去の検証結果は次の通りです。
 225miniの日計りシステムの「ゴルゴン」は比較的短期的な傾向をとっており、枚数を調整しながら定期的に修正をかけていくシステムです(ゴルゴンは一般向けシグナル配信にて提供中

2006年8月から2010年7月までの資産曲線
no-title
2006年8月から2010年7月までの毎月の損益(225mini換算)
SS.bmp

ちなみに100万円で運用した場合の年間の利回り(手数料は往復で100円を考慮)
2007年:91.5%、2008年:138.7%、2009年:46.0%です。

 株式システムの「トカイ」は、買いのみの寄り引け日計り取引で、積極的にドンドン仕掛けていくシステムです。勝率は高くありませんが、一定の優位性のある銘柄のみドンドン仕掛けていくためトータルで勝ちにいく戦略です。パフォーマンスはご覧の通り、驚異のパフォーマンスです。現在、システムトレードの販売会社「テラス」さんにて販売しています。第三者機関でシステムを見ていただき、評価していただくことはありがたいことです。

 この2つの特徴は、例えば、2005年のような日経平均がきれいな右肩上がりになっている時期は、株式システムの「トカイ」が強みを発揮し、2008年9月や10月頃のリーマンショックでは、225miniなどのデイトレが強みを発揮することを見ていただけれると思います。お互いの弱点を上手に補いながら運用できるのが理想です。
posted by solook at 18:10| ポートフォリオ

2010年08月08日

ワインと投資

 今、この文章はニュージーランドのマーティンボロというウェリントンから車で1時間半ほどの人口1,000人ほどの小さな町のクスダ・ワインズというワインメーカー楠田浩之さんのコテージで文章を書いています。日本との時差は、4時間で日本時間の9時がこちらの13時で日本時間の15時が19時と言う感じで、お昼にマーケットが開き、夜にマーケットが閉まるため、投資環境は、日本にいるよりやりやすいかもれしれません。ブログのなかでワインのことを例にいくつか書いていますが、2009年4月にこのクスダ・ワインズのピノ・ノワールを収穫させていただいたのが切っ掛けです。その頃は、ワインに対しあまり興味がなかったのですが、今こうしてその地にいます。さらに今回は約一ケ月半もブドウ栽培のお手伝いという名目で長期滞在させていただいています (畑作業なので、規則正しい生活ができ、お昼と夜はコテージに帰るためトレードには全く影響がありません。日本にいる時と同じようにできます) なぜ、そうなったのか上手く説明できないところもあるのですが、目に見えない金融商品と正反対の目に見える商品を造るための作業をしたかったことと、ワインに対し自分なりの答えが欲しかったことがあるのは確かです。
 私が相場とワインに共通していると思っているところは、まず、ワイン造りに関して言うと、ブドウ栽培においては、天と地の自然(資源)を相手にしていると言うことです。気候や土壌など、様々な自然環境に合わせ、また、先の読めない天候などの変化に対し、自分の我を出すのではなく、あくまで自然の流れに合わせ対応していくところは、相場とよく似ていると感じます。また、出来上がったワインを楽しむ方でも風味など決まった答えがなく、それぞれの好みに分かれていきます。投資手法においても、上達するまでは、様々な投資手法を試み、最終的に自分なりの投資手法にたどり着きます。そこまでの距離は、非常に長いですが、自分の好みやスタイルに合うワインを探し求めることと、自分なりの投資手法を追い求めるところは似ていると感じています。両方ともに共通していることは、絶対的な答えがないということです。
 ワインは色々なところで不思議があります。例えば、他の食品では考えることができませんが、ワインは人が口にする液体ですが、100年前のものが飲めたりしますし、ワインの価格をとってみても1本100万円以上するものから1本500円で買えるものまで様々です。ブドウ果汁を発酵させた液体が、どうしてこれほどの差になるのでしょうか。視覚的には、ボトルに液体が入っているだけです。私は、ワインスクールに通っており、その授業中にワインをテイスティングし、自己採点をするのですが、やはり受講生で好みは分かれます。人気ワインの傾向はあるのでしょうが、バラけます。100万円と言うのは少し極端かもしれませんが、希少価値と言う意味では、ワインは美術品や金融商品に近い感覚かもしれません。例えば、1本1万円のワインを買う時にどのような基準でワインを買うでしょうか。私は自分で1万円以上のワインを買ったことがありませんが、多分、買う時には、何か特別な理由があると思います。それは人によって様々でしょうが、例えば、ワイン評論家の点数で買う人もいるでしょうし、メディアに紹介されていたので買う人もいるでしょう。実際、楠田さんのワインも多くのメディアで取り上げられています。2006年のピノ・ノワールがインターナショナル・ワイン・チャレンジ・ロンドンでゴールド・メダルを受賞したり、世界で最も著名なワイン評論家の一人、ジャンシス・ロビンソン女史によるクスダ・ワインズ訪問記が英国最大の経済紙『FINANCIAL TIMES』に掲載されたこと、シンガポールのビジネス誌『Asia Inc』でアジアのキーマン(日本人で選ばれたのは四人で、その一人が楠田浩之さん)に選ばれたり、そのメディアは日本だけでなく、世界にも及ぶのです(JALの国際便・欧州路線 ロンドン/パリ/フランクフル のファーストクラスで2006年のシラーが提供されています)楠田さんのピノ・ノワールも1本8,000円以上しますが、完売のところばかりです。基本的に一人でワイン造りをしており、それほどの数が出せない言うこともあるのでしょうが、小売で8,000円は安くありません。レストランで頼むと…。しかし、買う人が多いのです。その理由の一つがこだわりです。これは、ワインに限ったことではありませんが、全てにこだわっています。ブドウ栽培の過程でも一切手を抜きません。他のワイン生産者からすると省くことができるだろうと思う作業(時間がかかり面倒な作業)をやり続けます。「その作業をするとワインの風味などにどのような変化を与えるのか?」、私には分かりませんし、科学的に実証することも難しいと思います。ただ、そのワインに対する想いは、楠田さんの生き方からもうかがい知ることができます。大学卒業後、富士通、シドニー領事館勤務を経て、30歳を過ぎてからドイツのワイン醸造家の学歴としては最高峰と言われるドイツ・ガイゼンハイム大学に留学(大学を卒業した時は30歳半ば)、そのためにドイツ語を一から勉強しています。そしてニュージーランドで畑は元よりブドウを積んだ時に入れるカゴもリースの状態でワイン造りを始めているのです。ワインは、市場に出るまで時間もかかりますし、例え成功の道を歩んだとしても認知度やブランド力ができるまでにも年数がかかります。また、お金のサイクルが大きく、回収にも時間がかかりますので、大きな資本がないとできないと思っていましたが、それをやっているのです。当然、ワインに関する知識は誰よりも深く、誰よりも勤勉なはずで、私の知るレベルではありません。相場でも、何かの検証をする時に、その奥にある背景を考えたりしますが、楠田さんのワイン造りでも一つの作業をする時に、「こうすれば、こういう香りや味が引き出せるのではないだろうか?」など、そのようなことを考えることができると思います。例えば、この1ケ月半ほど、私がさせていただいた主な作業は、ピノ・ノワール、リースリング、シラーの徐葉や摘果という作業です。これは、ブドウを収穫するまでの1年というサイクルでも、ごく一部の作業ですが、これだけの工程でもこだわりがあり、そのこだわりの結果、できあがったワインにどのような変化を与えることができるのかを経験や技術から推測し導き出しているのです。
 そこには、絶対的な答えがないかもしれませんが、一定のプロの世界では共通観念のようなものがあると思います。その楠田さんの経歴やワインに対するこだわりや信念から産まれるクスダ・ワインを是非、飲んでみたいと言う人が多いということだと思います。それは、単に風味や香りだけということではなく、ワインの価格には、文化や芸術的な部分、生産者の生き方や想い・信念など、人を夢中にさせる何かがあると思います。
 金融商品には、風味も香りもありませんし、全く目に見えない商品です。目に見えるものと言えば、グラフや数字、複雑な文章の紙切れや冊子だけです。ワインとは、全く逆かもしれません。ワインを買うよりも大きなお金を動かしますが、購入者の多くは、その金融商品を選ぶための基準を持っていません。例えば、投資信託一つを取ってみても、過去のパフォーマンスばかりに目がいく感じで、ファンドマネージャーの想いや運用スタイルは軽視しているように思います。個人的には、ファンドマネージャーのポリシーみたいなものにもっと注視した方が良いと思います。私は、投資信託を買っていませんし、ポジションを長期で保有しているスタイルをとっていないので無責任な言い方かもしれませんが、購入者側がもう少し真剣に前向きに取り組んだ方が良いと思うことあります。この投資信託は、是非、買ってみたいと言うような商品に出会えた時、初めて検討すれば良いのではないでしょうか。

 また、クスダ・ワインズの面白いところは、お兄さん(楠田卓也先生)の存在です。私が通っているワインスクールの先生でもありますし、今回のニュージーランドの橋渡ししていただいた方です。楠田卓也先生は、「ワイン王国」の元副編集長であり、ロバート・パーカーJr.の『ボルドー』(1989年、飛鳥出版)の翻訳や『ワイン大全』(日経BP)の共著など、ワインに関する情報提供に力を注いでいます。また、全国利き酒選手権大会で個人優勝しています。実は、弟の楠田浩之さんも20歳代前半で全国優勝(団体優勝)しています。お酒はハタチからの世界で、その若さで優勝できるのは不思議ですが、この1ケ月半、同じ食卓を囲ませていただいているなかで納得することができたのは、訓練です。天性のものと言えば、それで終わってしまいますが、これは、日頃から積み重なった訓練の違いだと感じました。料理やワインの香りや味を一つ一つ分解している感じです。例えば、ワインスクールの授業の例が分かりやすので、それを使いますが、ワインの表現でも香りなら、フルーティー、植物、スパイシー、カラメル、フローラル、ナッツ香、乳製品、ミネラル香等に区別し、さらにフルーティーでも柑橘類、ベリー類、果実類、トロピカル類、乾燥フルーツ類に区別し、さらに柑橘類なら、グレープフルーツやレモンなど、ベリー類なら、ブラックベリー、ラズベリー、ストロベリー、カシスなどに細分化していくのです。それを日常の家庭料理でも、様々な項目に関して味を分解しチャート化されている感じです。まさに経験と訓練からできあがったモノサシで細分化していくのです。
 お兄さんの楠田卓也先生とワインを飲むと分かるのですが、ワインを飲んだ、その場でパソコンを出し、入力しているのです(マナーやサービスにも詳しい先生なので、当然、その場でPC入力するのはケースバイケースです)。内容を拝見したことはありませんが、香りや味などを自分のモノサシで数値化したり、感じたことを書いているのだと思います。すでにその情報量は、膨大なものになっていると思います。なぜなら、2009年に楠田卓也先生と1週間程度のニュージーランドのワイナリー巡りをしただけでも、100種類以上のワインを飲んでいるからです。それが何十年と積み重なると膨大な情報量になるのは察しが付きます。相場でも教えてもらう人や経験や売買回数が重要だと思いますが、ワインもシッカリした人から組み立ててもらい、500種類や1,000種類を短期間でも訓練していけば、ある程度、自分なりのモノサシができるような気がします。残念ながら、私は、そこまでの興味がないのか、いまだに自分なりのモノサシができていませんが…
 相場の世界でも他の世界でもプロと言われる人や、最終的に生き残っている人は、地味にコツコツと同じことを飽きもしないで、毎日積み重ねていきます。相場の世界では、多くの人が取れないリスクを取り、精神的な苦痛に耐えることを学び、自分をコントロールする訓練を繰り返すことを経験していかなければなりません。当然、好きだから継続することができのですが、その絶え間ない努力の積み重ねが敗者から抜け出すためには必要であり、プロ(勝者)になるために必要なことだと言うことを実感できた1ケ月半でもありました。

 最後になりましたが、この1ケ月半、洗濯や炊事など身の回りのことなどに気を遣ってくださった楠田玲子夫人にも感謝し、クスダ・ワインズのコテージからの文章を終わりたいと思います。(2月14日)
posted by solook at 08:36| ワインと投資(inNZ)

失敗しない業者選び

 突然ですが、 「システムトレードのロジックやシグナル配信を買う時にどのような基準で買いますか?」インターネットで、そのような商品を販売している人や会社は本当にたくさんあります。価格も数千円から何十万円もするものまであ ります。実際に私自身も巷にあふれる情報商材の中身を見た時にビックリしました。この内容でこの価格かと・・・。例えば、「○万円を○億円にかえる投資法・・・」「ほったらかしで毎月100万円稼ぐ方法・・・」などのようなキャッチコピーで販売され ているものです。このような情報をまとめたもの70情報251万円分や57情報244万円分を一通り拝見しました。一つの商材価格は、 9,800円〜79,800円くらいします。多くの商品は、個人の方が自分で価格設定しているので販売側の価値基準と受け取り手の価値 基準によって妥当な価格基準が違うでしょうが、一般の相場書籍が、1,500円〜3,000円程度ですから、異常に高く感じます。
 別に批判する気もないですし、嘘でないことを信じたいですが、いかにも自分で投資して○億円稼いだと書いていますが、多分、自 分で投資しておらず情報商材を売ることを目的としているものが多く目に付きました。なかには真摯的な商材もありましたが、正直 な感想として・・・ 「これを販売しても大丈夫なのかな〜」 (ごめんなさい。少し批判していますかね)というものでした。と言うのは、多くの情報商材は、誰でも同じように簡単にできそうに書いているのですが、大半の情報商材は、自 己裁量部分が多く簡単にマネはできない印象です。裁量部分が多いので、購入者が反論できないことも多いと思います。また、本 当に○万円を○億円にしたことの検証結果がオープンになっていないものもあり、疑われても仕方がないと思います。少なくとも私 自身がこの情報 (70情報+57情報=127情報、495万円分)を見て自分の株式投資・225先物・FX投資にそのまま使おうと思った ものは一つもありませんでした (あくまで私の場合です。他の人は使えると思うかもしれませんが・・・)私の投資スタイルは、極力シンプルなルールで長期的に継続していけることを優先しています。その視点で見ると、ほとんどの商材 は複雑すぎ、長期的に使いづらい印象でした。機械的に売買するシステムトレードの情報商材でも過剰にカーブフィットさせている感 じのものもあり、自分のスタイルにはあっておらず使えない印象でした。このような情報商材で救われる人もいるのでしょうが、多分、極々一部の人だけだと思います。高いお金を出せば、秘密の投資法があると思っている人もいるでしょうが、1,500円の書籍でも79,800円の商材でも、使う人の問題 も大きいです。例え、高確率で勝てる投資手法があったとしても、その商品の特徴や使い方が分かっていなければ、全く意味があ りません。多くの投資手法を勉強することは非常に大切ですが、勉強の方法は高価なものでなくても十分できます。実際、数万円も する商品の内容が1,500円の書籍に書いてあることとほとんど変わらないこともありますし、それ以下と言う商品もあります。特に個 人の方が書いているものは、出版社のように何人もの人を介して商品が出来上がっていないので、読みづらく誤字・脱字も多く、情 報の精度も高くないものも多いと思います。「例えば、次のシステムをどう思いますか?」

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 これは、かなりシンプルなロジックの株のシステムです。年間損益だけ見てみると、非常に安定しているような印象を受けま すし、かなり高パフォーマンスのため、飛び付く人も多いかもしれません。結果は嘘ではないので、これからもこのルールが機能するなら、十分収益の上がるシステムではないでしょうか。しかし、同じルールを用いた資産曲線を見ると、2007年・2008年は かなり上下に波を打っています。右側のグラフは2000年1月に100万円から2010年6月まで複利運用している資産曲線のため、単 年度で仕切り直す結果とは、変わってくるのですが、このシステムの場合、資金が膨らんでくると1日で50銘柄以上をエントリーする 日もあります。経験豊富なトレーダーなら使えるかもしれませんが、一般個人の方ですと、難しいのではないでしょうか。表面的なプ ラスの数字ばかりに目がいくと思いますが、違った角度から考えてみる必要があるという一例です。
 市場でながく生き残っていこうとするためには、身に付けないといけないことがたくさんあります。例えば、規律やポジションのサイズ です。多くの投資家は、勝ち続けると有頂天になり、より大きなポジションを取ってみたり、負けると負けを取り戻そうと、より大きな ポジションを取ろうとする人もいますし、負けが怖くなり小さなポジションしか取れない人もいます(ポジションが小さくなると大きく勝 てる時に大きく勝てません)そして最終的に市場から撤退することになるのです。
「投資で感情的になると、まず良い結果にはなりません」
posted by solook at 08:25| 情報商材

2010年03月05日

使えなくなるシステム

 システムトレードは、過去のデータを検証し優位性を見つ け、その優位性のある方へかけ続けるというものです。た だ、未来永劫続くというものでもなく、多くの人がその優位 性を見つけ、同じようにかけ続ければ、当然その優位性は なくなってきます。しかし、いつその優位性がなくなるかと 言うことは分からないので、自分が決めた期間やマイナス 幅までやり続けると言うのが一般的な考え方です。
 例えば、短期・長期の移動平均線と乖離を使った株式シ ステムトレードの一例です。株式システムトレードをやって いる人なら有名な戦略で、色々なところで紹介されていま す。買いのみの戦略で、2%の含み益が出た時か期限を30 日で設定し、どちらかで売却する前提でシステムを作って みました。勝率も75%以上あり、優秀なシステムだと思い ます。2004年くらいにこのシステムを見つけていると、かな り自信をもった状態でトレードに臨んでいると思いますが、 そのまま続けていると、ご覧の通り良い結果になっていま せん。1990年〜2004年という長期的な検証を前提に実運 用していたとしても、このようなことは起こるものです。しか も、ごく普通におこることです。もしかすると、このシステム も2010年くらいから再び、プラスの結果になるかもしれませ んが、それは結果を見ないと誰にも分からないことです。
 マーケットの魔術師(パンローリング刊)という書籍のなか に次のような文章があります。
「システムトレードは究極的な裁量トレード・・・」
エド・シィコーターという有名なトレーダーの方のインタビューからの引用ですが、リスクの取り方、どの市場を使うか、損益に合わ せてポジションをどのように調整するか等の判断は非常に重要と言っています。本当にその通りで、いくらシステムトレードと言っ ても、どのシステムを使うか、いつ止めるかなどは、自分で決めないといけません。非常に奥の深い言葉で、簡単に答えが出てくるものではありません。
 私の225のシステムも偏りが無いよう225のファンドのようなスタイルをとっています。また、そのシステムは定期的に修正をかけていきます。その修正内容や修正をかけるタイミング・実行は裁量部分とも言えるもので、そこには長年の経験から培ったものがいかされるのです。

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posted by solook at 09:43| まとめ

2010年03月04日

理想の積立投資

 私は積立投資を否定しているように思うかもしれませんが、実はそんなことはありません。ただ、初心者がいきなり一極集中型 (例えば、日経平均のインデックスの投信のみや個別株などの投資) の積立投資をすることは注意が必要と言いたいだけです。積立投資を上手にできる人 (投資経験の豊富な人) ならば毎月の積立金を自分のポートフォリオを調整しながら積立投資できると思っています。私は積立投資をしていないので、イメージの話になりますが、例えば、日本債券、日本株、外国債券、外国株でポートフォリオを作っているのであれば、その4つを組み合わせたファンドを定期的に買い付けていくやり方もあるでしょうし、それぞれ別のファンドで運用している場合は、今月は外国株に投入など計画的にリバランスをとりながら毎月の積立金を振り分けていくことができると思います。日本だけでなく世界全体を見渡せば、成長している国や産業もあり、そのような国や産業に資金の一部を投資することにより、それなりのリターンが期待できると思います。私が、その投資をしていない理由の一つは、商品が多すぎて選びきれないということがあります。商品が多ければ多いほど、購入後、不安になることがあり、さらに商品を探すことを繰り返してしまいます。それが悪いとは言いませんが、私のスタイルに合わないというだけです。投資信託を購入する場合、基本的には買い戦略だと思います。売り戦略のベア型ファンドやヘッジファンドなどたくさんありますが、全体的には右肩上がりを基本とした国や産業に投資する投資信託が多いと思います。そのように限られた戦略ですと、多くの金融商品から選ばないといけないことになりますが、買いも売りも同じように使える金融商品であれば、金融商品をいくつかに絞り、戦略をたくさん使うことでポートフォリオを作ることができます。簡単に説明すると、@戦略を絞りたくさんの金融商品から選んで投資するのか、A金融商品を絞りたくさんの戦略を使って投資するのか、どちらになると思います。私の場合は、後者の方を選択しました。金融商品は株価指数先物や個別株に絞り、たくさんの戦略からポートフォリオを作っているという感じです。ちなみに見直すタイミングは、1年ごとに資金を投入したり引き出しを基本としており、また、1年ごとにおおまかな戦略を見直しています。細かな見直しとしては、3ケ月ごとに戦略を見直しています。
posted by solook at 11:04| 積立投資(ドルコスト)

2010年01月21日

相性のよい投資手法と金融商品

 投資で一定のレベルになるためには、投資経験や売買数と投資の勉強 (研究) と何度も書きました。投資の学習期間を経験することにより、自分と相性があう金融商品や投資手法を見つけることが重要です。そのためには、コストはかかりますが、いろいろな金融商品にチャレンジすることが良いと思います。
 釣りでも狙う魚種により、様々な釣り方があり、また同じ魚種でも様々な釣り方があります。例えば、タイ釣り一つをとってみても、磯からのフカセ釣り、船からのフカセ釣り、筏でのカカリ釣り、防波堤などからの投げ釣り、船からの胴付き仕掛けやテンヤ釣り、疑似餌釣り (タイカブラ、メタルジグなど)など、様々な釣り方があります。これはごく一部で、その地域により異なった釣り方が多く存在しています。また、タイ釣り一つをとっても、使う餌も違います。オキアミ (冷凍エビ)、生きたエビ、青虫など虫類、貝、カニ、疑似餌も様々といった感じです。基本的には、それぞれに組み合わせがあり、船のフカセ釣りならオキアミや生きたエビ、投げ釣りなら虫類など言ったように組み合わせることができます。それも経験や勉強から生まれてくるものです。オキアミでも生とボイルを使い分けたり、生きたエビでもシラサエビ、ウタセエビなど使い分けます。なぜ、このようなことを書いたのかというと、一つの金融商品でもどのように使うかということで大きく変わってくるということです。ゴールデンクロスで買い、デットクロスで売ると言う戦略しかしらないのは、釣りで防波堤から豆アジなどを釣るサビキ釣りしかしらないような感じで、広がりがなく、限られた釣り場でしか釣りをすることができません。別にそれが悪いとは言いませんが、その経験では、どのような状況でもその釣り方で戦う羽目になってしまいます。例えば、沖釣りで底物を釣りに行く時に、防波堤で豆アジを釣るサビキ仕掛けでは、全く対応できません。おもりでも防波堤のサビキ釣りでは、10g程度ですが、沖にでて底物を釣ろうと思うと100gくらい使うこともあります。10gでは、潮に流され、全く対応できないでしょうし、その他にもタックルやリール、針、ラインなど全く違う仕掛けを使います。自分は、どの魚を釣りたいのか?その魚の特徴を知っているか?その魚をどのような釣り方で狙うのか?道具はどれを使うのか?餌は何を準備するのか?いつ釣れるのか(時期や時間帯)?など、釣り一つをとってみても、実行するまでに決めないことがたくさんあります。投資でも同じような質問ができると思います。例えば、株式投資ですと、どの銘柄を買うのか?その株式の特徴を知っているか?その株式をどのような戦略で戦うのか (買いなのか売りなのか、時間軸はどうするのか)?どのようなものさし (基準) で売買をするのか?仕掛けと仕切りはいつにするのか?など決めないといけないことがたくさんあります。それらの質問に対し自分なりの答えを出すまでには、時間と経験が必要になります。さらに釣りでも実際に釣り座に着き、天候や潮の流れや、エサ取り (本命でない子魚類がエサを奪ってしまうこと) の状況などに応じて、仕掛けや餌を使い分けます。ある程度は事前に決めていても、実際は釣りを始めてから、その場に応じた修正が必要になってくるのです。釣りも市場も生き物を相手にしますので、最終的には理論よりは、市場の変化に対し、経験から生まれてくる、その場、その場の対応力が必要になります。
posted by solook at 13:49| 投資のスタイル

2010年01月09日

積立投資と積立貯蓄と個人年金保険を使い分ける

 まず、積立投資と積立貯蓄は区別している方が良いと思います。単に 「積立貯蓄しているくらいなら、積立投資していた方がましだろう」 と言う感覚で積立投資を選ぶのであれば、積立貯蓄をお勧めします。積立投資Tや積立投資Uで明記しましたが、30歳から60歳で終了する積立投資は、終了時点で平均買い付け単価より解約する時の株価が高くないと投資で成功しているとは言えないと言うことも書きました。積立投資をする際に選ぶ金融商品は、上下の波を描きながら長期的に上昇するだろうと思って金融商品を選ぶと思いますが、私は、その終了時点で値上がりする商品を選ぶことが難しく、もし、その商品を選ぶ自信があるならば、最初から複利効果を用いて投資した方が良いとも書きました。この考え方に変わりはありません。私がこの投資方法をしていない理由は、「自分の予測がどれほど当たるのか?」 と言うことを知りたかったのです。30年後に知るのではなく、もっと早く知りたいと思ったのです。その期間が私の場合は、1日と言うことです。今日の株価が上がるか・下がるかは、前日のアメリカなどの海外指標を参考にすれば、50%以上の確率で当てることができると思いますが、今日が始値より終値が高いか安いか (今日が陽線か陰線か) と言う予測は、50%くらいの確率でしか当てることができませんでした。実際、1日で売買を終了させる取り引きをする場合、相場で利益を出そうと思えば、今日、株価が上がるかということではなく、今日、始値より終値がどうなっているかを当てないと利益は出ません。少し極端な話かもしれませんが、私は、30年待って自分の予測が正しいか・正しくないかを知るよりも、1日単位で当たるのか・当たらないのかを調べた方が時間的に無駄がないと思ったのです。その結果、自分の予測は、全く当てにならないということを知ることができました。ですから、私は、自分の予測を使って投資をするのではなく、過去のデータを利用した確率で投資をすることになったのです。投資家の多くの方は、その自分の予測がどれほど当たるのかを調べたことがないと思いますが、興味ある方は、1日や1週間単位で自分の予測がどれくらい当たるかを調べてみれば良いと思います。100回くらい調べると客観的に自分の予測を評価できるかもしれません。
 特別な戦略もない一極集中型の積立投資で成功するか・しないかは、「運」にかかっていると思ってしまいます。「運」が良ければ、プラスになるでしょうし、「運」が悪ければマイナスで終わると言う感じです。もし私が積立投資をするのならば、もう少し短い時間軸でやってみると思います。例えば、毎月3万円積立投資をするのでしたら、30年後の話ではなく、1年後くらいに設定します。積立投資を始める時期から1年後に上がる金融商品や株を自分が予測できるかを調べてみるのです。毎年、そのような経験を積み重ねていくと自分なりの金融商品を選ぶ眼や投資手法ができあがるかもしれません。個人的には、積立投資ではなく1年間、積立貯蓄をし、1年後にまとまった資金で投資する方法が良いと思います。例えば、毎月3万円積立貯蓄を行い、1年間で36万円積立ができますが、その36万円で毎年、投資先を決めると言うことです。その投資も当然、終了時期を明確にして投資した方が良いと思います。例えば、36万円の投資も1年間と言う区切りで投資すると、2年後は、2年目の毎月の積立額3万円の12ヶ月分の36万円と2年目に投資した36万円の投資額の合計額が3年目の投資額になります。積立V.pdf このように1年単位で積立貯蓄と投資を経験していくのも悪くないと思います。経験とともに少しずつ資金が大きくなり、リスクをヘッジするために自然とアセットアロケーションも考えるようになると思います。
 ここで言いたいことは、積立貯蓄と積立投資を区別することです。個人的には、積立貯蓄をして、ある程度、まとまった資金で投資した方が管理しやすいと思います。重要なことは時間軸を1年間や3年間など、しっかり決めて計画的に行うことです。
 私は、金融知識より保険知識の方があると思いますので、あえて、FPらしく投資以外の話もしますが、30歳から60歳など老後資金設計を考えている人には個人年金保険も悪くないと思っています。昔のように予定利率が高ければ、もっとお勧めするのですが、昨今の低金利では、悪くないという表現になってしまいます。個人年金保険とは保険会社が取り扱っている商品で、ここでは年金受取額が決まっている定額個人年金の話をします。なぜ、この話をするかと言うと、保険料控除が使えるからです。生命保険料控除を使っている人は多いですが、個人年金保険料控除を知らない人がいますので、説明しておきます。単に個人年金保険を貯蓄として考えた場合は、それほど魅力ないと感じますが、個人年金保険は、所得控除を使うと見方が変わります (ただし、個人年金保険料控除を利用するためには、所定の要件を満たし、個人年金保険料税制適格特約を付加することが必要です) 例えば年間に10万円超の個人年金の保険料を払っていると、5万円の所得控除 (サラリーマンの方は年末調整) が使えます。所得税の税率が10%でも5,000円の節税効果があります。「たった5,000円か〜」 と思うかもしれませんが、10万円 (厳密には100,001円以上) の保険料で5,000円の利益 (儲け) ですから、5,000円(儲け)÷100,000円(投資額)×100=5%(利回り) ということになります。単純に払込保険料と受け取り年金額だけで考えますと魅力のない商品ですが、所得控除を使うとそれなりにメリットがあると思います (個人年金保険の商品そもそもの利回りや、住民税を考慮しますと、さらに利回りは上がると考えることができます)
 もし老後資金を積立投資だけで考えているのでしたら、この定額の個人年金保険は利用すれば良いのではないでしょうか。保険会社の信用リスクはありますが、基本的に元本保証です。実際の利回りを考えなくても上手に制度を利用することで、現時点で5%程度の利回りを考えることができますので、元本保証商品としては悪くないと思います。少し強引な計算と思われるかもしれませんが、このような発想も投資には必要だと思います (※保険料控除に関しては、新たに介護医療保険料の控除を設けられ、生命保険料、個人年金保険料、介護医療保険料のそれぞれの控除限度額を4万円とし、合計の控除限度額は12万円となる予定です。また、これからも変更があるかもしれません)
posted by solook at 17:50| 積立投資(ドルコスト)

2010年01月05日

変化するポートフォリオ

 もし投資をやったことがない方にポートフォリオを提案するとしてアドバイスするのでしたら、次のような感じです (生活資金など流動性資金は除きます) 私が投資で一番、重要に思っていることは経験ですので、投資をはじめて3年間くらいは全く答えがでない (自分のスタイルが築けない) 思考錯誤の時期だと思います。この時期にリスクを取る必要はありませんので、家族間でのリスク許容度も加味したうえで、初年度は投資資金の10%は積極的に運用し、90%は定期預金やMMFなどで運用 (貯金や預金) していくなどで良いと思います。積極的に運用する10%は投資信託でも株式でも為替でも基本的には自分の興味のもった投資先で良いと思います。そしてなるべく売買数をこなすことです。そうすることによりルール作りの重要性や規律を身に付けることができると思います。なぜ、ここまで極端な (リスクを抑えた) ポートフォリオから始めるかと言うと、一般的に言われている、日本株式・日本債券・外国株・外国債券のポートフォリオをから始めたとしても、多くの方はリバランスが上手くできないと思うからです。上がったものを売り、下がったものを買うという行為は理屈では簡単ですが、実際、自分の資金が増えたり減ったりしているなかではメンタル的に非常に難しいです。しかし、少ない資金でも売買数をこなしていると、上がったものを売り利益がでる感覚や下がったものを買う感覚 (勇気) が身に付きます。リバランスで重要なことは資産が減っているアセットクラスを一定の割合まで買う行為ですので、売買経験を積んでいない人には難しい行為だと思いますので、短期的に経験を積んだ方が時間的にも無駄がないと思います。
 2年目は1年目の反省を踏まえ、個々人によって多少変わってくるでしょうが、基本的には10%は積極的に運用し、90%の方には定期預金やMMF以外に国内債券など組み入れても良いでしょう。基本的には90%の資金の方はローリスクです。しかし、債券投資も立派な投資なので経験しておいても良いと思います (債券投資と言えば、安全性が高いと思うかもしれませんが、ピンからキリまであることが分かると思います) 現時点において90%の方では為替リスクも取らないくらいが良いと思います。為替リスクをとるならば、10%の資金の方でFXなど行えば良いと思います。もし積極的に運用している方に自信が付き、家族間で協議の上、納得できるようならば、10%から積極的に運用する資金の比率を20%などに上げていっても良いと思います。3年目になると、個々人でかなり差がでてくると思いますし、ある程度、自分の投資スタイルができていると思います。また、投資商品や戦略を縦割や横割りなど整理ができるようになっているかもしれません。整理というイメージは、各商品の特徴や投資手法を頭のなか自然とでジャンル分けできるようなイメージです。
 例えば、生命保険で考えてみますと、定期保険・終身保険・養老保険・年金保険・医療保険・ガン保険などがあり、いくつかのカテゴリー分類訳してみます。 保険仕組み1.pdf このように、各保険も保障の目的や特徴・期間などにより分けることができるようになります。この作業は何も難しくなく、少しずつ慣れていけば、頭のなかで自然と整理できるようになりますし、各保険会社で細かな商品の違いがあっても原理原則が理解できていれば、見極めることができるようになります。さらにしっかりと仕組が理解できている人なら次のような保険料の違いが、なぜ起きているのかも分かると思います。例えば、36歳男性、60歳満了、2,000万円の定期保険の保険料です。定期保険は、掛け捨ての保険で満期保険金がありません (60歳の満了時に満期保険金はなく、お金は戻ってこないということです) そうであるならば、一般的には、少しでも保険料の安い会社を選ぶことが理想と思いますが、各社保険料に差があります。同条件で比較していないため保険会社の名前は控えますが、なぜこのような結果になるのかが、慣れてくると分かります。 定期保険.pdf どうでしょうか、保険料がかなり違っていると思います。どの保険も60歳満了時期には、何も戻ってこないのです。これは知っているか、知らないかだけの差です。どうして、これだけの差がでるのかが保険の仕組みを理解していると何となく分かってきます。まず、標準体と非喫煙健康体の違いです。要するにタバコを吸っておらず、身長と体重のバランス(BMI)や血圧などの数値が一定範囲内であれば、非喫煙健康体に該当する場合があるので、保険料が安くなるというのは表を見るだけで分かると思います。ここからは保険の仕組みを知っているか・知らないかの差になりますが、保険会社の事業費率の差です。保険会社により会社運営上にかける経費の割合が違います。保険会社の経営上、経費を少なく運営している会社と経費が大きな会社では、保険料に差がでると言うことです (保険会社の経費も契約者からの保険料のため、保険会社の運営経費が少なければ保険料を安く設定できる仕組みです) また、保険の仕組み上で保険料に差が出ているものもあります。同条件での比較でないため、保険会社の名前を控えているのは、このためです。例えば、有配当 (準有配当) 商品と無配当商品の差です。細かな説明はしませんが、配当金を契約者に戻す保険と戻さない保険の差があります (配当金を戻さない無配当保険の方が保険料は安く設定できます) また、途中解約の際に解約返戻金がある商品と全くない商品あります (解約返戻金の無い保険の方が保険料を安く設定できます) D社の保険しか知らなければ、8,760円 (60歳までの総保険料2,522,880円) ですが、C社の非喫煙健康体の保険を知っており、一定の条件で加入できれば、D社の半額以下のC社の4,220円 (60歳までの総保険料1,215,360円) ということです。どちらの保険も60歳満了時にお金は戻ってきませんが、その保険料の差は、1,307,520円です。保険の仕組みが理解でき、自分で選ぶことができれば大きな差があります。ここで保険のことを詳しく明記しても仕方ありませんが、お金を増やすことも重要ですが、支出を減らすことも同じ意味があります。
 ワインでも最初は赤ワインと白ワインくらいの違いしか分からなかったものが、外観(濃淡・色調・清澄度)・香り・味・余韻などで品種 (例えば、赤ワインならばカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノノワール、シラーなど、白ワインなら、リースリング、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネなど) がある程度、分かってくるようになります (私の場合、なかなか当たらないですが・・・)
 釣りでも興味のない人からすると、何が何かサッパリ分からないでしょうが、サビキ釣り、ウキ釣り、フカセ釣り、胴付き・投げ釣り・疑似餌釣り(ルアー等)、泳がせ釣りなど、それぞれ全く違った釣り方があります。当然、それぞれの釣り方に応じたタックル、リール、ハリ、ラインなどが存在しており、狙っている魚種に応じて、釣り方も道具も使い分けるのですが、釣り人は自然と使い分けるようになります。
 要するに、どのような分野でもある程度のレベルになるためには、時間と経験が必要で、少しずつ自分で分類ごとに整理できるようになり、自分にあったスタイル (相性が良いと思う商品や手法) ができあがってくると思います。例えば、投資性の金融商品を見るだけで、各アセットクラスの分類やリスクが頭の中で整理できるようになる感じです。また、保険の話と同じように仕組を理解しているとリスクがどこにあるかが分かってきます。世の中には、うまい話しがないことやリターンの裏にはリスクがあることがわかってきます。基本的なリスクは、株価が変動するリスク・為替が変動するリスク・発行体が倒産などの信用リスクくらい・一定期間解約できないとか手数料がかかるなど流動性のリスクなどで、金融商品は作られています。慣れてくると、各金融商品を見ると、どのリスクをとってできている金融商品かが分かってきます。 アセットクラス.pdf
 話を投資に戻しますが、3年目になっても基本は、積極的に運用する資金は全体の20%くらいまでに抑えている方が良いと思いますが、その他の80%の資金の方を少しリスクが取れるようになっていると思います (様々な経験から見えているものが変わっていると思います) 個々人の投資スタイル (投資期間・ポジション保有期間・リスク許容度など) により、大きく変わってくるでしょうが、債券でも社債を組み入れたり、1年目や2年目に積極的に運用している10%や20%の資金を為替 (FXなど) で運用していた人ならば、債券でも外債を組み入れることもあるでしょう。添付のポートフォリオ (青) で積極的に運用するものと株・投信・ETF・為替など (紫) には差はなく、1年目や2年目で積極的に運用してきた経験を活かし、ある程度、安定的に運用できる自信 (距離を置いて運用できるような感じ) が付いているようならば、紫の部分に移すというような感じです。 経験別ポートフォリオ.pdf
 例えば、「私なら」の積極的40%は、自分でヘッジファンドを真似て運用 (年利で20%〜40%を目標) しており、20% (紫) は株式・ETFなど (中・長期のトレンドが取れるような戦略) で運用するイメージです。ザックリしていますが、40%の積極的に運用している資産でも、いくつもの投資戦略を組み込んでおり、分散させ全体で安定化をはかっています。そして、ポートフォリオ全体で利回り30%を目指して運用しています (あくまで、このようなポートフォリオは私のやり方で、一般的ではありませんので、ご理解ください)
 5年目くらいになると、ご自身のポートフォリオができてくると思います。そのカタチは、投資家が100人いれば、100通りのポートフォリオができると思います。時間はかかりますが、毎年、軌道修正しながらオリジナルのカタチができることが理想です。
 余談になるかもしれませんが、初心者がリバランスを上手にできないと明記しましたが、サヤ取りの経験があるとリバランスにも抵抗なく行えるかもしれません。サヤ取りもそれぞれの相関性をもとに組み合わせを決め、一方を売り、相方を買うと言うようなことを同時に行います。アセットアロケーションで重要なことも、各アセットクラスの相関性であり、流行を追っかけて投資先を決めることではないはずです。常に全体や相方も見ながらバランスをとる感じは、サヤ取りの感じに似ています。
posted by solook at 09:30| ポートフォリオ

2010年01月02日

敗者から抜け出すための素養と環境 

 私の投資法において、重要視していることに「数える」ことがあります。簡単に言えば、相場において定量化 (数値化) できるもは全て定量化してしまい、数えることができるものは全て数えると言うことです。また、さらに重要なことは、その数字を研究 (検証) することなのですが、その研究は非常に時間と根気が必要になります。と言いますのは、検証のほとんどは、結果的に無駄になるためです。ここで言う無駄と言うのは、実運用としては即戦力にならないということです。しかし、その検証の過程は非常に重要で、検証することによりパターンや傾向を見つけることがありますし、即戦力として使えないものとして消去できることを知ることができます。その繰り返しは非常に大変な作業です。センスと言う表現は間違っているかもしれませんが、「重箱の隅をつつく」ようなセンスや、10000個の数字を一つ一つ「数える」ことができる根気が必要です。両方とも肩が凝るような作業ですが、休日をその作業に丸一日、使うことができるような人が投資に向いていると思います。
 投資は芸術的なセンスが必要と言う人も多いと思います。右脳派投資家とでも言いましょうか?投資入門者で勘違いしているかもしれないと思うことは、自分にそのような芸術的なセンスがあると思ってしまうことや、右脳派投資家で成功している人でも、その裏付けとして、テクニカルの勉強を始め、奥深い相場の勉強をしていることを知らないことや、何よりも実践で多くの投資経験で積んだ上での右脳派投資家であるという事実を知らないことです。
 投資に向いている人に共通している性格として思うことは、「慎重」や「謙虚」です。非常に「謙虚」な人が多いと思います。投資の様々な話は聞こうとしますが、鵜呑みにせず「慎重」に聞き、気になることは「慎重」に深く検証します。また、自分の投資法を自慢したりすることもありません。投資の研究をすればするほど、様々な可能性を知ることができますし、絶対的な投資法が存在しないことも知ることができます。そのような経験を知っている人は、「謙虚」であると同時に「自信」があります。そのような投資家は普段は非常に「謙虚」ですが、セミナーなど研究を発表する際や実運用で売買している時は「プロ」になります。その他の性格としては、相場に対しては、トレンドに乗っていくという「素直」な性格、また、逆方向に動きだせば、その変化を「敏感」に捉え、「素直」に逆方向のトレンドに乗っていく性格、損切りを認める「素直」な性格が必要です。また、多くの投資家の行動心理や行動パターンを「観察」することも必要ですし、その観察のなかから培うことができる「洞察力」も必要だと思います。
 また、ゲーム理論の勉強を好きな方は投資に向いているかもしれません。私は得意ではありませんが、例えば、バルタン星人とジャンケンをする時に何を出せば長期的に勝てるか? (バルタン星人はグーかチョキしか出しませんが、あなたがグーしか出さなければ、バルタン星人もグーしか出さず、永遠に引き分けになりますので、適当にパーを織り込む必要があるのですが、グーとチョキとパーの割合をどうするのか・・・?) とか、「グリコジャンケン」、グーならグリコで3歩、チョキならチョコレート6歩、パーならパイナップル6歩、進むというジャンケンです。相手より先にゴール地点に到着するためには、グー・チョキ・パーの割合をどのようにすれば良いのか?など考えたりすることが苦にならない人が投資に向いているような気がします。

 投資環境と言う意味では家族の協力も非常に大切です。自分の小遣いやヘソクリで好きなように運用することは問題ないでしょうが、夫婦間の老後資金や使途目的がハッキリしているお金の運用は、トラブルが起きかねません。例えば、夫がリスクを取って投資を前向きに取り組もうと思っても、妻が全く投資に興味がなくリスクを取りたくない性格ですと、運用がマイナスの時にもめることも多いと思います。また、夫婦共にリスクを取れる性格でも運用スタイルが異なっていると、やはりもめることがあると思います。投資には絶対的なことがないため、もめごとは付き物だと思いますので、事前にシッカリと資金全体のポートフォリオを決めておくこと、ポートフォリオのところでも明記しましたが積極的に運用する金額は全体の10%程度など少なすぎる投資額から始めること、また、少なくとも1年に一度、資産全体のポートフォリオや投資先・投資手法を家族間で見直すことなどが必要です。重要なことは長期的に続けることができるような家族のスタイルをつくることです。
posted by solook at 14:19| 投資を始める前に…