私は保険会社でも証券会社でも働いていましたが、不思議に思うことがあります。金融商品を自分で選ぶことができる人は、シンプルな商品を選ぶ傾向が高いです。生命保険の相談業務をしていても、自分に必要な保険を勉強している人は、無駄なく合理的に保険商品を選ぶことができるようになります。その商品は、たいていシンプルなものです。最近は、変わってきましたが、昔の保険会社が販売していた商品は、特約が山のように付いており、契約者が理解できないと思われるような商品を販売していました。投資をしている人でも、自分で金融商品を選んでいる人は、債券・株式投資や為替取引・先物取引などシンプル (リスクの所在が分かりやすい) な商品で売買している人が多く、金融機関の営業さんから購入している人は、定期預金に投資信託がセットされたものや、仕組預金・仕組債など複雑 (リスクの所在が分かりにくい) なものが多いです。シンプルな商品ですと、リスクもシンプルで例えば、債券なら信用リスク、為替なら為替リスクということでしょうが、複雑な商品ですと信用リスクに為替リスクなどを含んだ商品もあります。特に仕組債は、オプションの概念やデリバティブを含みますので、商品を理解するためには、金融知識が深い方に対して行うべきだと思いますが、金融機関は、平気で販売しています。多分、販売している営業の人もその仕組債の商品の説明 (リスク説明) ができるのが精一杯で、実際、相場が動いた時の立ち回り方まで考えていないような感じがします。金融機関からの営業で金融商品を購入する人の方が初心者の割合が多いと思いますので、リスクもシンプルな方が良いと思うのですが、実は、初心者ほど複雑で管理が難しい金融商品を購入していることが多いと感じるのは私だけでしょうか。
2009年11月27日
自分にあった金融商品を選ぶ
投資性の金融商品には、本当にたくさんの種類があります。メジャーなものですと、債券・投資信託・株式・先物・為替などでしょうか。金融商品例.pdf 銀行や証券会社で力を入れて販売している投資信託一つをとってみても債券中心のものや株式中心のもの、国内中心のものや海外中心のもの、海外中心のものでも先進国や新興国などドンドン細分化できると思います。投資を初めて行う際にたいていは、自分が興味をもった金融商品を選び、そこに投資すると思います。その後、色々な金融商品に興味を持ち売買を繰り返しているうちに自分にあった金融商品を選べるようになってきます。証券会社の広告を見ていると、初心者向けには投資信託を宣伝しているのをよく見かけます。また、お手軽な1万円から (最近では1千円から) 投資信託で積立と言うような宣伝もあります。投資信託でも日本のインデックスファンドから新興国のファンドまで様々なので一概には言えませんが、個人的には、積立投資は非常に難しい投資戦略だと思っています。積立投資 (ドルコスト平均法) のところで明記しましたが、積立期間や目標額の設定、そのための商品選択や相場が上下しても継続する力が必要になってきます。特に後者の商品選択や継続力は、上級者向けと言えるのではないでしょうか。商品を選択するためには、広い知識も必要ですし、継続するためには忍耐力や規律が必要です。また、投資信託は少額から投資できるということでお手軽感がありますが、個人的には、ある程度、まとまった資金を中期や長期的に運用する方が向いていると思います。私が初心者に勧めるなら、まず株式・ETF、その後、信用取引やFX・255先物ミニだと思います (それぞれの投資に関しての基本的な仕組みは、ネット証券が提供している無料のWEBセミナーで勉強できますので、興味ある方は、それを利用すればよいでしょう) FXや先物などは高レバレッジがきいているため怖いと思う人も多いかもしれませんが、トレーダーの多くはレバレッジを効かせて運用していている人が多いです。何よりも資金効率が高いのがメリットです。では、なぜ初心者に投資信託を勧めずに株式を勧めるかと言うと、投資で一番重要な経験を積むためです。たいてい投資信託は、短期売買には向いていないと思いますので、初心者は、一度買うと無計画に放置してしまいます。特に債券型の投信では、株式投資信託に比べると乱高下が少ないので特に放置することになるでしょう。それでは、投資は上達しないと思います。個人的には、個別株を買ってみて、その値動きをしっかりと見ることをお勧めします。特に買う前には、損切りを含めたルール作りをしておくことです。投資で最終的に生き残っている人と途中で辞めてしまう人の差の一つに損切りができるか・できないか、と言うことがあります。また、なぜFXや225先物ミニを勧めるかと言うと、為替取引や225の取引をしていると経済に興味を持つようになると思いますし、毎日の為替や日経平均株価をチェックするようになると思います。また、どのような要因で為替や株価が動いているのかを考えるようになります。私はファンダメンタルを用いて投資をしていませんが、新聞は日経新聞を購読していますし、朝刊・夕刊とも一通り目を通します。もう一点、勧める理由ですが、レバレッジがきいている分、投資資金に対しリターンも大きいですし、損失も大きくなります。この投資を行おうと思えば、きっちりと事前に一度に投資する金額や損切りの金額などを厳密に立てておかないと、長続きしません。というか、すぐに市場より撤退することになってしまいます。かなり緊張感のいる取引です。本来、取引と言うのはこれくらいの緊張感を持ってやることが成長へしていくのではないかと考えています。レバレッジがきいている取引には、絶対的に厳密なルール作りが必要と言いましたが、銀行や証券会社が初心者向けに勧めているお手軽なイメージ与える投資信託は、そのような厳密なルール作りが必要ないかと言うと、それは間違っていると思います。金融商品が投資信託であれ先物取引であれ、損切りを含めたルール作りが必要なのです。あまり勉強せずに投資信託を購入し、結果的に上手くいかず投資を辞めていく人は、ルール作りの重要性も気付かずに辞めていくことでしょう。そのルール作りの重要性を知るためにも少ない資金でレバレッジのきいた取引を数多くこなしてみるべきです。その後、ある程度、まとまった資金で投資信託を購入したいのであれば、それで良いと思います。その際は、投資信託の具体的な商品を選ぶことにも慎重になっているでしょうし、保有期間や一度に購入する金額、損切りの設定など、運用するにあたって重要なルールを厳密に決めて購入することでしょう。初心者の頃は、自分の投資したい金融商品に投資しようとしますが、経験が多くなるにつれ、自分のライフスタイルや投資資金の額にあわせた金融商品を選ぶようになってくると思います (初心者の頃とは、見えるものが変わっているはずです)
私は保険会社でも証券会社でも働いていましたが、不思議に思うことがあります。金融商品を自分で選ぶことができる人は、シンプルな商品を選ぶ傾向が高いです。生命保険の相談業務をしていても、自分に必要な保険を勉強している人は、無駄なく合理的に保険商品を選ぶことができるようになります。その商品は、たいていシンプルなものです。最近は、変わってきましたが、昔の保険会社が販売していた商品は、特約が山のように付いており、契約者が理解できないと思われるような商品を販売していました。投資をしている人でも、自分で金融商品を選んでいる人は、債券・株式投資や為替取引・先物取引などシンプル (リスクの所在が分かりやすい) な商品で売買している人が多く、金融機関の営業さんから購入している人は、定期預金に投資信託がセットされたものや、仕組預金・仕組債など複雑 (リスクの所在が分かりにくい) なものが多いです。シンプルな商品ですと、リスクもシンプルで例えば、債券なら信用リスク、為替なら為替リスクということでしょうが、複雑な商品ですと信用リスクに為替リスクなどを含んだ商品もあります。特に仕組債は、オプションの概念やデリバティブを含みますので、商品を理解するためには、金融知識が深い方に対して行うべきだと思いますが、金融機関は、平気で販売しています。多分、販売している営業の人もその仕組債の商品の説明 (リスク説明) ができるのが精一杯で、実際、相場が動いた時の立ち回り方まで考えていないような感じがします。金融機関からの営業で金融商品を購入する人の方が初心者の割合が多いと思いますので、リスクもシンプルな方が良いと思うのですが、実は、初心者ほど複雑で管理が難しい金融商品を購入していることが多いと感じるのは私だけでしょうか。
私は保険会社でも証券会社でも働いていましたが、不思議に思うことがあります。金融商品を自分で選ぶことができる人は、シンプルな商品を選ぶ傾向が高いです。生命保険の相談業務をしていても、自分に必要な保険を勉強している人は、無駄なく合理的に保険商品を選ぶことができるようになります。その商品は、たいていシンプルなものです。最近は、変わってきましたが、昔の保険会社が販売していた商品は、特約が山のように付いており、契約者が理解できないと思われるような商品を販売していました。投資をしている人でも、自分で金融商品を選んでいる人は、債券・株式投資や為替取引・先物取引などシンプル (リスクの所在が分かりやすい) な商品で売買している人が多く、金融機関の営業さんから購入している人は、定期預金に投資信託がセットされたものや、仕組預金・仕組債など複雑 (リスクの所在が分かりにくい) なものが多いです。シンプルな商品ですと、リスクもシンプルで例えば、債券なら信用リスク、為替なら為替リスクということでしょうが、複雑な商品ですと信用リスクに為替リスクなどを含んだ商品もあります。特に仕組債は、オプションの概念やデリバティブを含みますので、商品を理解するためには、金融知識が深い方に対して行うべきだと思いますが、金融機関は、平気で販売しています。多分、販売している営業の人もその仕組債の商品の説明 (リスク説明) ができるのが精一杯で、実際、相場が動いた時の立ち回り方まで考えていないような感じがします。金融機関からの営業で金融商品を購入する人の方が初心者の割合が多いと思いますので、リスクもシンプルな方が良いと思うのですが、実は、初心者ほど複雑で管理が難しい金融商品を購入していることが多いと感じるのは私だけでしょうか。
posted by solook at 18:07| 金融商品の使い方
