2015年01月30日

ポジションサイズ

投資する際に全体の資産に対し1回の投資額をいくらに設定するかは、

重要な問題です。

投資経験が未熟なうちは、

小さなポジションで練習をかさねることが大切です。

システム売買でも最大ドローダウンを考慮し、

1回のポジションサイズを考えると思います。

3年間、そのように練習をかさね、

それなりの結果が出たとしましょう。

では、4年目からいきなりポジションを高くできるでしょうか。

市場は、生き物です。

3年間うまくいったからと言っても、

4年目もうまくいくとは限りません。

逆に3年間もうまくいったシステムがあれば、

4年目はうまくいかないと考える方が無難かもしれませんね。

posted by solook at 21:30| 投資を始める前に…

2010年01月02日

敗者から抜け出すための素養と環境 

 私の投資法において、重要視していることに「数える」ことがあります。簡単に言えば、相場において定量化 (数値化) できるもは全て定量化してしまい、数えることができるものは全て数えると言うことです。また、さらに重要なことは、その数字を研究 (検証) することなのですが、その研究は非常に時間と根気が必要になります。と言いますのは、検証のほとんどは、結果的に無駄になるためです。ここで言う無駄と言うのは、実運用としては即戦力にならないということです。しかし、その検証の過程は非常に重要で、検証することによりパターンや傾向を見つけることがありますし、即戦力として使えないものとして消去できることを知ることができます。その繰り返しは非常に大変な作業です。センスと言う表現は間違っているかもしれませんが、「重箱の隅をつつく」ようなセンスや、10000個の数字を一つ一つ「数える」ことができる根気が必要です。両方とも肩が凝るような作業ですが、休日をその作業に丸一日、使うことができるような人が投資に向いていると思います。
 投資は芸術的なセンスが必要と言う人も多いと思います。右脳派投資家とでも言いましょうか?投資入門者で勘違いしているかもしれないと思うことは、自分にそのような芸術的なセンスがあると思ってしまうことや、右脳派投資家で成功している人でも、その裏付けとして、テクニカルの勉強を始め、奥深い相場の勉強をしていることを知らないことや、何よりも実践で多くの投資経験で積んだ上での右脳派投資家であるという事実を知らないことです。
 投資に向いている人に共通している性格として思うことは、「慎重」や「謙虚」です。非常に「謙虚」な人が多いと思います。投資の様々な話は聞こうとしますが、鵜呑みにせず「慎重」に聞き、気になることは「慎重」に深く検証します。また、自分の投資法を自慢したりすることもありません。投資の研究をすればするほど、様々な可能性を知ることができますし、絶対的な投資法が存在しないことも知ることができます。そのような経験を知っている人は、「謙虚」であると同時に「自信」があります。そのような投資家は普段は非常に「謙虚」ですが、セミナーなど研究を発表する際や実運用で売買している時は「プロ」になります。その他の性格としては、相場に対しては、トレンドに乗っていくという「素直」な性格、また、逆方向に動きだせば、その変化を「敏感」に捉え、「素直」に逆方向のトレンドに乗っていく性格、損切りを認める「素直」な性格が必要です。また、多くの投資家の行動心理や行動パターンを「観察」することも必要ですし、その観察のなかから培うことができる「洞察力」も必要だと思います。
 また、ゲーム理論の勉強を好きな方は投資に向いているかもしれません。私は得意ではありませんが、例えば、バルタン星人とジャンケンをする時に何を出せば長期的に勝てるか? (バルタン星人はグーかチョキしか出しませんが、あなたがグーしか出さなければ、バルタン星人もグーしか出さず、永遠に引き分けになりますので、適当にパーを織り込む必要があるのですが、グーとチョキとパーの割合をどうするのか・・・?) とか、「グリコジャンケン」、グーならグリコで3歩、チョキならチョコレート6歩、パーならパイナップル6歩、進むというジャンケンです。相手より先にゴール地点に到着するためには、グー・チョキ・パーの割合をどのようにすれば良いのか?など考えたりすることが苦にならない人が投資に向いているような気がします。

 投資環境と言う意味では家族の協力も非常に大切です。自分の小遣いやヘソクリで好きなように運用することは問題ないでしょうが、夫婦間の老後資金や使途目的がハッキリしているお金の運用は、トラブルが起きかねません。例えば、夫がリスクを取って投資を前向きに取り組もうと思っても、妻が全く投資に興味がなくリスクを取りたくない性格ですと、運用がマイナスの時にもめることも多いと思います。また、夫婦共にリスクを取れる性格でも運用スタイルが異なっていると、やはりもめることがあると思います。投資には絶対的なことがないため、もめごとは付き物だと思いますので、事前にシッカリと資金全体のポートフォリオを決めておくこと、ポートフォリオのところでも明記しましたが積極的に運用する金額は全体の10%程度など少なすぎる投資額から始めること、また、少なくとも1年に一度、資産全体のポートフォリオや投資先・投資手法を家族間で見直すことなどが必要です。重要なことは長期的に続けることができるような家族のスタイルをつくることです。
posted by solook at 14:19| 投資を始める前に…

2009年11月23日

投資の目的と準備

 投資を始める前に明確にしておかないと最終的に敗者になってしまうと私が考えている主要な項目を明記しておきますので、その項目に対する自分なりの答えを出してから投資や資産運用を始めることをお勧めします。その自分なりの答えとは、自分以外の人に対し分かりやすく説明でき、自分以外の人でも実行できるシンプルで明確な答えが必要です。投資において重要なことは、全てを明確にし、規律を守って行うことです。漠然と考えるのではなく、それぞれの項目について、ご自身の手帳や目に付くところに具体的に書いてみるべきです。手帳などに書くなど面倒だと思っている方も多いでしょうが、トレーダーの多くは、日々の成績や自分の投資行動をコマメに記録しているものです。そして、その記録を見ながら常に反省を振り返り改善点を考えているのです。

「投資・資産運用の目的」の項目
・何のために投資や資産運用を行うのか
・投資期間(いつまで投資や資産運用を続けるのか)
・目標金額(最終的にいくらに増やそうと考えているか)
「戦略」の項目
・エントリータイミング(投資信託や株式投資で言えば、買う明確な定義)
・イグジットタイミング(投資信託や株式投資で言えば、売る明確な定義)
「資金管理」の項目
・投資期間や目標金額に対して、投資資金をどのタイングでいくら投入していくのか
・一度に投資する金額は、投資資金に対しいくらに設定するのか
「心理」の項目
・自分の性格やリスクに対する許容度を知っているか
・自分の感情をコントロールできるか

上記の質問に対し、明確に答えることができましたでしょうか。質問の内容は、投資を行う上では基本的な内容だと思います。例えば、「戦略」のエントリータイミング (投資信託や株式投資で言えば、買う明確な定義) ですと、「安い時に買って高い時に売れば良いのでは?」と言う答えでは、ここで言う明確な答えにはなっていません。自分以外の人にも実行できるように明確にする必要がありますので、「安い」「高い」と言うことを第三者に対して明確に定義することが求められます。ご自分の感覚ではなく、極端かもしれませんが投資経験のない中学生や高校生に説明しても理解できるくらいの定義が必要です。上記の項目では、「心理」に関わる部分以外の項目は、具体的に数量化できるものが多いので、曖昧な答えは避けて具体的に答えてください。また、「心理」に関することは後でも明記しますが、「なぜ、第三者に対して説明できるくらい明確な定義が必要なのか?」「自分のお金で投資しているのだから人に説明する必要はないのでは?」と思うかもしれませんが、人間という生き物は、ポジンション (投資信託や株式で言うと購入すること) を取る前とポジションを取った後では、自分では気付いていないと思いますが、自分にとって都合の良いことだけを考える特性があるので、明確な定義がないと上手に利益を出すことや、上手に損失を確定させることが難しくなるからです (重要なことは、自分では気付いていないということです) 結果的に90%が敗者になっているという最大の原因は、「相場心理」について勉強されていないことだと思います。私が相場と向き合う時に一番重要だと思っていることは、コンピューターが発達している現代もチャートを手で書いていた昔も最終的には、『人間』が取引しているということです。
posted by solook at 15:36| 投資を始める前に…

2009年04月09日

買うときよりも売る時

 投資信託でも株でも投資性の商品を売買する際は、購入時より売却時の方が重要です。多くの方は買うときは熱心なのですが、売る時はどうすれば良いのか分からないのです。証券会社の営業員や銀行員も販売時だけには熱心ですし、ネット証券や新聞広告も販売の案内ばかりです。その広告に「いつ売りましょう!」とか明記されていないのです。単にこれから流行りそうな金融商品が出来上がったので、それをみんなで売りましょう。というのが金融機関です。実は、お金を出して外部の物を購入する場合、消費することが大半なので買った後のことは考えていないのです。食品なら買った後は食べますし、テレビも冷蔵庫も洗濯機もベッドもカーテンも食器もほとんどの物は、購入しリサイクルになるかゴミとなります。自動車は最終的に売る時もあるでしょうが、あらかじめ売る時期を考えて購入する方は、ほとんどいないでしょう。不動産は、投資用で考える方もいますが、ほとんどの方は、一生のうちに1度か2度、マイホームとして購入するだけだと思います。しかし、不動産も買う時と売る時で価格が大きくことなることはご存じだと思います。目に見えない大きなお金でも教育資金がありますが、一般的には目標額に向かって積立てることだけに意識があり、生命保険や損害保険は、万が一の時のために毎月保険料が引き落とされ、支払うことだけにしか意識がありません。一般的には、働いた対価としてお金をいただき、必要なものを買うためにお金を支払います。そのお金の流れは、入ってくるところと出ていくところが違っているのが普通なのです。その習慣のせいか、投資信託や株式なども買うことだけにバイアスがかかっており、買う時には売ることを考えていないことが多いのです。いつかは売らないといけないことは分かっているのですが、そのような習慣がないことと、どのように考えたら良いのかが分からないのです。

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 2009年の4月にニュージーランドに行きました。それは、ご縁がありニュージーランドのワイナリー「クスダ・ワインズ」のぶどうの収穫をお手伝いさせていただく機会があったためです。「クスダ・ワインズ」は、名前の通り楠田浩之さんという日本人のワイナリーです。2006年のピノ・ノワールは、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ・ロンドン」でゴールドメダルを受賞するなど、色々なところで高い評価を受けています。日本でもそのワインは販売されていますが、あまり多く出荷されていないので、ワインに興味のある人以外は知らないでしょう。収穫をお手伝いさせていただくなかで、色々なことを勉強できました。全てのことにこだわっているのですが、その一つに収穫の時期があります。素人からすると実がなり、ほどほどな時期に収穫すれば良いのでは?と思いますが、そんな簡単なものではなく、先の天候や気温の予測とブドウの糖度や酸など、総合的に判断し収穫時期を決めていくのです。こちらの都合で収穫するのではなく、自然の流れやブドウのコンディションによって最高の時期を決めるのです。あらかじめニュージーランドに行く際に言われていたのですが、最高の時期ににあわせてブドウを収穫するため、来てもらっても収穫できないかもしれないと言われていました。素人目には、その微妙な数日のブドウの変化は分からないのですが、収穫できないものはできないのです。わざわざ日本からお手伝いに行ったとしても、収穫できないものはできないのです。先のよめない変化に対し、いままでの経験と技術をもとに微妙な収穫時期を決めるのです。投資でも買うことは簡単ですが、売る時が重要です。ワイン造りでも土壌や気候など重要なことはたくさんあるでしょうが、実をつけた後の収穫時期にこだわっています。素人でも実はつけるかもしれませんが、ほっておけば枯れていくでしょう。常にブドウの状態を管理しコマメなメンテナンスをしていきながら、収穫時期を考えるのです。多くの投資家は、投資信託や株など買った後に放置しており、定期的に見ていない方が多いのです。それでは立派な実はつけないでしょうし、立派な実がなったとしても刈り取るタイミングが分かっていないと最終的には枯れてしまうでしょう。重要なことは買うだけではなく、買った後に上手に育て、絶妙のタイミングで刈り取る。それが投資で成功する絶対条件なのでしょう。
posted by solook at 18:27| 投資を始める前に…

時間ポートフォリオ

 私が投資において重要と考えていることは、「長期的に継続できること」「長期的に資産が増えていること」「投資に関して時間をかけないこと」があります。投資信託や株式投資で長期運用している方は多いと思いますが、その長期投資している方が短期的にチョコチョコとコマメな取引をしない理由の一つとして毎日株価など見ることができないし、その都度、コマメに取引する時間がないということを理由にすることがあります。だから、アセットアロケーションを組み、10年後や20年後に照準をあわせておき半年後や1年後に定期的に見直していくような感じで取引するのが理想と考えるのでしょう。私もその考え方には賛同します。では、短期的にチョコチョコ取引をしているトレーダー(デイトレーダーなど)で利益をだしている方はどうかと言うと、長期投資をしている方と投資に使っている時間は大きく変わらないような気がしています。私自身も一回一回の取引はチョコチョコとコマメに取引するタイプですが、1日当たりに投資に使う時間は、10分ほどです。しかも10分というのは、日々の株価データや取引に関する損益を入力している程度で誰でも同じようにできる作業です。何となくコマメにチョコチョコ取引を繰り返しているトレーダーのイメージとしては、毎日かなりの時間を費やしていると想像している人も多いと思いますが、実際はそうでもないということです。確かに金融機関のディーラーや専業デイトレーダーのなかには、場中に頻繁に売買を繰り返している人も多いので、その人達は例外ですが・・・逆に短期的にトレードを繰り返している人でも長期保有の人でも半年後や1年後に定期的に戦略やバランスを見直していくことは、共通していることだと思います。
 ここで重要なことの一つに一度ポジションを抱えた後(株で例えるなら買った後)はルール通りに従うということです。初心者は、株を買ってから売るタイミングを考える傾向がありますが、長期に資産を増やしているトレーダーはポジンションを抱えた後は淡々とこなすだけです。私が勝者であるとは言いませんが、日々の勝ち負けには関係なく、毎日のデータを管理しているだけです。
 例えば、時間が『10』あるとすると、長期的に資産を増やしているトレーダーはポジションを抱える前に『9』の時間と頭を使い、ポジションを抱えた後は『1』の時間しか使わないというイメージです。一方、初心者はとりあえず株を買ったりしますので、ポジションを抱える前に使う時間と頭は『1』で、ポジションを抱えてからどのタイミングで売ろうかと考えるため『9』の時間と頭を使います。
 『9』の時間と頭の使い方は取引戦略によって違いがあるでしょう。例えば、長期保有を目的で株式投資している方であれば企業分析に十分の時間をかけながら銘柄を選択していくことでしょうし、チャートを使って取引している方は過去のチャートと比較したりすることに時間を費やすでしょう。私の場合は、パターンやアノマリーみたいなものを使うことがありますので、過去のパターンを検証することに時間と頭を使います。その時にエントリータイミング(株で例えるなら買うタイミング)とイグジット(売るタイミング)を全て決めておきます。このイグジットには、損切りの価格を含みます。あとはエントリータイミングがくればエントリーし、同時に決済注文(損切りも含む)をだします。その作業に感情をいれる余地はありません。そして結果がどうであったのかを自分のトレードを管理しているエクセルシートや相場ノートに結果として入力(記入)するだけです。長期的に資産を増やしている投資家はポジションを抱えた後に使う『1』の時間は、頭は使わずに作業をするだけとういことがポイントです。そしてある程度の期間 (例えば半年とか) と売買数をこなした後、その結果が自分の想定している範囲で資産が動いているか (資産が増えているか) を確認し、もしも想定以上に良くない場合は、その投資戦略について再度見直し、修正したりする必要があったり、最悪の場合その投資戦略を中断・中止することも検討しなければなりません。
 初心者の方の時間の使い方にはあえて触れませんでしたが、初心者の方はポジンションを抱えた後、『9』の時間と頭を使うと明記しましたが、時間と頭を使うというよりは、自分の思い込みや推測、欲望・願望・恐怖など人間心理にかかわる部分に対して、どのように捉えるかがポイントになると思います (初心者の『9』の時間と言うのは、特に含み損がでてきたときに発生します) 自分では気付いていないかもしれませんが、ポジションを抱える前の人間心理とポジションを抱えた後の人間心理には大きな違いがあります。その人間心理が投資に及ぼす影響を客観的に捉えることが大切です。また、初心者は「どのタイミングで買えば良いか?」などエントリーばかりを気にする方が多いですが、長期的に資産を増やしている投資家に共通していることの一つに利益を確定するタイミングや損切りをするタイミングのイグジットを重要と考える方が多いと思います。
 自分の投資戦略には時間をたっぷりとかけて、その戦略に対して自信をもつことです。そして、その戦略を長期的に継続できるような仕組みを作り、規律を持って行うことです。
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posted by solook at 18:05| 投資を始める前に…

市場は変化し続ける

 インターネットが普及してから情報が瞬時に世界を駆け巡るため一気にお金が動くようになったと言われています。米国の株が弱くなり一気に資金は「原油だ〜」と言うことで資金は原油に流れ、原油の代替燃料として今度は、「エタノールだ〜」ということでトウモロコシへ、そしてトウモロコシを作る人が増えると大豆や小麦などを作る人が減るので、大豆や小麦の値段が上がるという話で「大豆だ〜小麦だ〜」など根拠があるような、ないような話で一気に動き出します。また、最近よく言われることかもしれませんが、世界の株式市場や先物・為替・原油や商品など、それぞれの相関性が昔と変わってきていると言われています。個人的にもこれからも常に変化していくのではないかと思っていますのでマーケットに対しては、常に柔軟に対応できる準備が必要と考えています。ここ数年は、「金」が人気のようです。私は、ファンダメンタルで投資をしていないので表現が下品かもしれませんが、「金」が流行っていると感じで見ているだけです。
 ちなみに2009年の外国人投資家の売買シェアは、東証1部の現物株で53.9%に対し、日経平均先物では77.5%にも及んでおり、少し大げさかもしれませんが、日本の一般的な個人投資家の上では、人間同士の駆け引き (騙し合い?) で世界中の巨額のお金がマネーゲームとして動いていると思っています。サブプライムの問題も人間の欲から生み出されたものではないでしょうか。様々なマネーゲームが行われているなかで、大きなお金はより収益を求めるところへ移動していこうとします。そして、その移動先として天才数学者達が簡単には解読できない金融商品を作ります。より大きな収益を求めることが普通になりそのお金を集めるために新たな移動先を作ることの繰り返しだったのでしょう。そして無理がきかなくなり崩れていったのでしょう。その流れというものは面白いものですが、おかしいと分かっているが続けてしまう麻薬のようなものです。逆に続けないといけない状況になっているということでしょう。
 サブプライムの問題も数年前から問題しする方は多かったと思います。そのような動きをシッカリと捉えている投資家は利益をだしているかもしれませんが、一般的に逆張りのような投資方法なので誰でも簡単にできるものではないでしょう。2004年12月にドル円で101円後半くらいだったものが2007年6月に124円までいきました。まさにこの時期はFXが流行っていた時期で為替差益もスワップ (金利) もとれる状況でした。ドル以外に金利の高いオーストラリアやニュージーランドなども凄い勢いだったことは記憶に新しいと思います。ユーロやポンドなど多くの通貨で利益を出した人が多いと思います。結局のところ、通貨は大した問題でなくて外貨を買っていれば、どの通貨でも儲かっていたのでしょう。多分、ITバブルの時代と同じように誰がやっても同じように勝てた時期だと思います。この時の人間心理としては、「こんなに相場って簡単に儲かるのか〜」「自分は天才だな〜」とか思っています。実際は、あなたがすごいのでなく、誰がやっても儲かっていただけなのですが・・・。このように一方的に円安に動きだしたものは誰にも止めることはできず、相場を張っている人は、とりあえずその動きにのって行くことが必要なのでしょう。通貨が強いとか弱いとか、様々な要因があるとは思いますが、私は単に「流行(ハヤリ)」でという感覚で捉えています。2007年6月までの円安傾向も行き過ぎと感じているのですが、その流れにのっていくことが必要なのでしょう。そのように崩れるのが分かっている方は、リスク管理できるのでしょうが、FXの初心者で偶然勝っていた人は、崩れ出した時もポジションを抱えていたことだと思います。さらに買い増ししていた人もいるでしょう。今まで勝ったのだから、今後も勝ち続けると思っていたと思います。「相場が間違っている。きっと戻ると・・・」しかし、一度、円高に動き出すと、これも誰にも止めることができず、雪崩のように一気に動き出します。そのように動き出すと初心者は指をくわえてボ〜ッと相場を眺め、損切りできず、今まで上げていた利益の大半は、失ったことと思います。もしくは、それ以上に失い、市場より退場した人もいるでしょう。坂道を登る自転車のように最初はスイスイ上がっていき、徐々に立ちこぎしながらゆっくり登り、今度は一気に下っていきます。これは、株でも為替でも同じような感じですが、チャートを見ると右に上がっていく時は、「ゆっくり」ですが、右に下がっていく時は「一気」に下がっていることに気付く方がいるでしょう。株価が上がる時は、売りを吸収しながら少しずつ上がっていきます。買っては売り、買っては売りと言った感じですから、買いの場合は指値で押し目買いなども有効なのでしょう。しかし、いったん売りがでてくると一気に売りが殺到します。そこで一部のプロっぽい人は空売りを仕掛けてくるでしょう。そうすると、さらに下げることで投げ売りなども多くなりますので、売りの場合は一気に下がっていると思います。一つ参考にNY原油(WTI)のチャートを参考にしてください。日常生活でのガソリン代が急に上がったりしていたので興味があると思います。ご覧いただければ分かりますが、上昇する時は、ゆっくり上昇していき、下落する時は急激に下がっていきます。素人は買い、プロは売りとか言われますが、確かに売りの方が利益のでるスピードも速そうです。
 私の投資においては、あまり経済の動き(ファンダメンタル)は気にしていません。経済の動向は、考えたりしますがそれを自分の投資尺度には使いません。最終的に利益を上げることが目的な訳ですから、利益を上げることに注力しています。相場の予測が当たることと最終的に利益を積み上げていくことは違うと思っていますし、勝率が高いから利益を積み上げていけるということもイコールではないと思っています。FXなど為替取引でも同じです。これから円高になるのか円安になるのかなど将来を予測することが目的なのか、資産を形成することが目的なのかハッキリさせている方が良いと思います。
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posted by solook at 18:03| 投資を始める前に…

投資には学習期間が必要

 株式投資とか言えば、怖いとか、難しいというイメージだったのですが、ネットで簡単に株式投資(トレード)ができるようになり、株式投資やFX取引で主婦が○億円を儲けたという話もよく耳にします。ただ簡単にネットで取引ができるようになったことと簡単に儲けることとは違います。あくまでもメディアは、ごく一部の勝者のみを取り上げ、大多数の敗者はとりあげません (敗者を取り上げても面白くないからでしょうし、商売にはならないでしょう) 多くの方は、簡単に儲からないと分かっていると思いますが、自分には特別な才能があるとか、自分は仕事も勉強も人より優れているので、相場でも勝者になれると考え、とりあえず始めてしまう傾向があるように感じます。私自身も現在までに相場に関する本は、けっこう読んだ方だと思いますが、投資の勉強は本当に奥が深いものだと感じています。奥が深いと言うと曖昧ですが、絶対という答えがないと思っています。
 私は、どちらかというと金融よりは保険の分野が得意です。一般的に保険というものは複雑に思っている方も多いかもしれませんが、保険の仕組みが理解でき、保険商品が理解でき、自分の保険に対するニーズが分かれば、自分で保険商品を選ぶことができます。ただ、投資や資産運用で重要なことは、資産が増えることだと思います。定期預金のように元本保証でささやかな利息と言う世界以外では、「○○のようにやれば絶対に儲かるとか絶対に資産が増える!」ということはありません。投資において重要なことの一つは、自分のスタイルにあった自分だけのやり方を確立し、規律をもって長期的に継続していくことだと思います。株式投資やFXの本を1・2冊読んだ程度で簡単に自分のやり方が確立する世界ではないはずです。偶然、勝てる時はあるかもしれませんが、長期的に資産を増やし続けるためには投資について幅広い勉強と経験が必要だと思います。
 多くの方は株式投資やFX取引を始める際には、雑誌や書籍の1冊でも購入し、始めることと思います。最近は、ネット証券のWEBセミナーも充実しており勉強するネタは十分に備わっていると思います。株式投資・FX取引・投資信託などの金融商品の特徴 (メリットとデメリット) とエントリーやイグジットについての解説程度は、ネット証券などの無料セミナーで事足りると思います。投資関連の入門書でも、そのあたりのことを書いてあります。例えば、指値や成行という言葉を知っている人は多いですが、逆指値などの注文方法になると、聞きなれない用語なのでジックリ理解する必要があります。また、IFD注文・OCO注文・IFO注文 (証券会社によって呼び方は異なります) が理解できると自分がかなり上達していたトレーダーに思うかもしれませんが、そのような注文方法は、あくまでルールや使い方が分かっただけで資産が増えることとは関係ないはずです。野球で言えば、野球のルールやバットの振り方が分かった程度で、いきなりプロ野球のバッターボックスに立つようなものでしょう。
 脳ポートフォリオで「戦略」「資金管理」「心理」という3つの項目を書かせていただきました。書店に行くと分かりますが、書籍の棚で多くを占めているものは、上記の3項目で言えば、間違いなく「戦略」です。「資金管理」「心理」などと言う書籍を見つけることは非常に困難です。ただ、私の中では「資金管理」「心理」は「戦略」と同様に重要な項目です。この3つをアセットアロケーションのように割合で分けるのは難しいですが、私のなかでは「心理」と言う分野が一番、自分の投資には影響を与えています。投資入門者が投資書籍を探す場合、簡単に儲けることができそうな書籍を探す傾向があるので、書店や出版社も商売上、売上がたちやすいと思われる書籍を出版します。だから、「戦略」本が圧倒的に増えてしまうのでしょう。書店側も売れる商品を目立つように置きますので、「資金管理」「心理」などの書籍は追い出され、「戦略」の同じような書籍ばかりが並んでしまいます。数年前で言えば、「○○万円で○億円になる株式投資法!」とか「簡単に儲かるFX取引」などといった感じの書籍です。別に、その書籍が嘘を言っているとは思いませんし、私自身も何冊もそのような書籍は持っています。また、書店や出版社を批判している訳でもありません。ただ、投資入門者は、「資金管理」や「心理」と言う分野の重要性が分からないまま投資を行い、結果的に90%の敗者になり、市場から撤退してしまう人が多いのが残念なのです。
 私は、FPの資格を取得するための講師をしており、また、保険会社や証券会社に勤めて少しの間、リテール営業をしていましたので、一般的な方の金融知識は何となく分かっているつもりです。金銭教育のない日本では、金融や税金に対する知識は十分とは言えないのが現状だと思います。その方達にいきなり間接金融から直接金融とか、足りない年金は自己責任で運用しなさいとか、確定拠出型年金を導入しても、どれくらいの人が理解して実践できるというのでしょうか。つい先日も、同級生から、「会社で確定拠出型年金というものを導入しているけど、どれに投資したらいいの〜」といいう質問があったところです。多分、その同級生は、どの商品にどの割合を投資すれば良いのか?という答えだけを教えて欲しかったのでしょうが、その質問に簡単に答えることはできず、また、なぜ簡単に答えることができないのかと言うことを簡潔に説明するにも時間がかかってしまうので、そのままになってしまっています。基礎知識や投資経験のない人達に、確定拠出型年金などの制度を押しつける日本の国もひどいと思いますが、そのように国を批判しても仕方ないので、一般の方も投資や資産運用に対し前向きに取り組む必要があるということは間違いないようです。私の経験上、言えることは、投資で上達するためには、少なくても3〜5年程度の『学習期間』が必要だということです。いきなりプロ野球のバッターボックスにたつのではなく、毎日キャッチボールや素振りを行い、長期的に継続できるようなプランで経験を積んで行くべきです。なぜなら、投資は急いで行う必要はなく、10年・20年と時間をかけながら勉強と経験を積みながら上達していけば良いのです。慌てて自分の大部分の資金を投資し、結果的にそれ以上の損失を出し、市場から撤退するのは非常に残念なことです。野球のバッターで例えると、ストレートでも150k以上のストレートもあり、ストレートの後にチェンジアップやフォークがきたりします。また、カーブ・シュート・スライダー・ジャイロボール・カットボール・SFF(スプリット・フィンガー・ファーストボール)など、いろんな変化球に対応する必要があります。相場でも次に株価が上がるか下がるか分からないように、バッターボックスでも次に来る球種は分かりませんので、その球種の特徴を事前に理解し、その場、その場で対応する必要があります。その場、その場で対応しているうちに、自分の得意なボールやストライクゾーンの見極めやストレートの後のフォークボールにも対応することができるようになります。私が投資の勝者レベルとは言えませんが、少しずつでも資産が増えるような力がつきだしたのは、3年で取引は300回以上おこなった後です。プロ野球入りを目指したり、甲子園を目指している高校球児も毎日・毎日、キャッチボールや素振りを繰り返しています。周りから見ると、その姿は、同じように見えるかもしれませんが、その毎日の繰り返しのなかで新しい発見があると思います。投資も同じで、投資の勉強や研究と実践の経験を継続しているうちに新しい発見があり、それが自分だけのやり方につながっていきます。そして勝者へと少しずつ近づいて行くと思います。
 投資で資産を増やすことは決して簡単なことではありません。良い時期もありますが、悪い時期もあります。重要なことは、長期的に継続できるような仕組みを作り、資産を少しずつでも増やしていける力を身に付けることです。


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お金の使用説明書

お金は、何も指示しないといつまでも寝ています。

しかも、何年も何十年も寝かし続けると、本人は気付いていないかもしれませんが、

お金自身の価値が下がっていること (目減りしていること) もあります。

お金は、自分の所にあるうちは、自分のものです。

どのような使い方をしても文句は言いませんので、ビシビシとお金に働かせることも可能です。

よく言われることですが、お金に働いてもらうということです。

 イメージとしては、あなたがあなたのお金の社長でお金に指示を出すということです。

例えば、100万円のお金があれば「25万円は日本株で働いてもらおう!

そして、25%は日本の債券で!25%は外国株で!25%は外国の債券で働いてもらおう!」

など、それぞれのお金に対し働き場所を上手に指示してあげるということです。

モノを作っているメーカーが製造部門だけでは、商売としては成り立たず、

技術部門・企画部門・営業部門・広報・本社スタッフなどいろんな役割があると思います。

それと同じようなイメージです。投資の世界でその役割の割合のことを、

アセットアロケーションとかと言いますが、まずは、それぞれの役割を指示してください。

お金には、電化製品のような説明書が付いていませんので、

自分のお金に対して使用説明書を作りましょう!ということはそういうことです。
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 少し話は外れてしまうかもしれませんが、

一応、私はFPですし重要だと思うことは皆さんが分かっていることでも明記しておきますと、

最初に明記ました投資を始める前に明確にしておきたい項目としての『投資・資産運用の目的』の

『何のために投資や資産運用を行うのか』『投資期間(いつまで投資や資産運用を続けるのか)』

『目標金額(最終的にいくらに増やそうと考えているか)』の3点を明確にしておくことが

重要だと思います。

 例えば、ご自身 (ご家族) のライフイベント (結婚・子ども誕生・教育資金・住宅購入

・自動車の買換え・旅行・リフォーム・退職・保険など) の時期を明確にし、

そのライフイベントにあった資金を準備する必要があるということです。それぞれのイベントは、

ある程度イベントの時期がハッキリしていますので、できる限り安全・確実に準備する必要があります。

「流動性・安全性・利殖性」と言う言葉を聞いたことがあると思いますが、

先ほど明記しましたライフイベントでは、安全性が重視されますので、

そのイベントにあった金融商品を選択する必要があります。お金の使用説明書で例えると、

お子様の教育資金設計なら、「このお金の目的は、教育資金設計のためのお金で、

そのお金の働き場所は、学資保険にしよう!」というような感じです。

お金に目的を持たせるということと、必要な時期(期間)と必要な金額を明確にし、

その目的に合わせた働き場所を与えるということがポイントです。

学資保険を例にとりましたが、特にお勧めしている訳ではありません。

学資保険も現在は非常に利回りが低くなっていることもあり、

リスクをとりながら運用している方もいます。ただ、保険に携わっている私の印象では、

子ども名義にすることでお金を分けることができるという特徴と、

保険会社が破たんしない限り当初の約束された保険金 (満期保険金) 

を受け取ることができますので、計画は立てやすいという特徴はあります。

ここで細かく学資保険が良いとか悪いとか明記するつもりもありませんので、

このあたりでやめておきますが、重要なことは、それぞれのお金に目的を持たせて、

その目的にあった働き場所を提供することです。そのためには

、幅広い金融商品とその特徴 (メリット・デメリット) を勉強する必要があります。

 多くの方は、そのことは既に理解しているでしょう。

迷うとすれば、「どの金融商品がお勧めなのか?」と言うことでしょう。

重要なことは、イベント時期が決まっていることです。リスクのある投資性の商品であれば、

イベント時期に運用がうまくいっていなかったら困るでしょう。ご自身で運用するならば、

運用する期間と必要な時期をシッカリ認識することが重要です。

そうなるとジックリ余裕資金で長期運用ができる老後資金以外は、

一般的に元本保証の商品になると思います。

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posted by solook at 17:29| 投資を始める前に…

脳ポートフォリオ

 私は、FP(ファイナンシャルプランナー)として活動しており、一般の相談業務からFP関連講師として資格の学校や大学、金融機関、各一般企業などでも活動しています。活動している趣旨は、一般個人の方が自分で保険商品や投資商品を選ぶことができるようになるアドバイスができればと言うところです。実は、専門分野は保険関連で、投資関連ではありません。証券会社で働いていたこともあり、投資関連の講師依頼もいただいた経緯はあるのですが、どうしても踏み切れなかったのです。それは、一般的に投資や資産運用と言うと、資産を安定的に増やしていくような資産形成をイメージすると思いますが、その理想の資産形成と言うものと投資理論にギャップを感じていたからです。そこは、分けて考えれば良いのでしょうが、私にはできませんでした。単に最終的に資産を形成することが目的ならば、その勉強をした方が良いと思ったからです。
 私が投資を始めた頃(投資初心者の頃)は、「どのタイミングでどの銘柄を買えば儲かるか?」「どの市場が儲かるのか?」そのようなことだけを求めていました。言い換えれば答えだけを求めるのです。添付している脳ポートフォリオで言うと「戦略」に当たる部分(厳密に言うと戦略の中の一部)のみだけを求めているのです。しかし、そのような答えだけを求め続けていていては、市場で生き残ることはできないでしょう。敗者が勝者に変わる時の大きな変化の一つに、「手法より思考が重要」と言うことに気付くことです。この言葉は、非常に重要な言葉なので覚えておいて損はないと思います。相場の書籍を読んでいて、一度目には読みすごしていたり、解釈できなかった文章でも、数年後、相場の経験をある程度、積んだ後に読むと響く文章があります。ちなみに私に響いた文章は、次の文章です。思い出せたものは、書籍名も明記しておきます。文章の前後が分からないと思いますし、私が記憶している解釈なので、少し文章のニュアンスが違うかもしれませんので、興味のある方は、書籍を読まれることをお勧めします。

「手法より思考が重要」 【投資苑】
「投資は確率の世界」 【オーディオブック/相場とは勝ち負けでない/成田博之】
「勝者は最初から決まっている」 投資書籍によく出てくる表現
「相場の流れにあわす」 忘れました
「最終的には人間が取引している」 【オーディオブック/勝ち組みのディーリング/塩坂洋一】
「次に何が起こるか考える必要はない」 【ゾーン】
「何事も起こり得る」 【ゾーン】
「トレーディングは100%心理」 【新版魔術師たちの心理学】
「人間は負けたがる経済ゲームをやりたがる」 【新版魔術師たちの心理学】
「トレーディングの秘訣は秘訣が全くないこと」 【投資苑U】
「成功するトレーダーと負け続けるトレーダーの違いは、犯した過ちの扱い方にある」 【高勝率トレード学のススメ】
「トレーディングはビジネスであり、スリルを味わうための遊びではない」 【高勝率トレード学のススメ】
「未来を予測するのはトレーダーではなく価格」 【トレンドフォロー入門】
「トレードは単純だが、簡単ではない」 【フルタイムトレーダー完全マニュアル】
「自分の意見をトレードに持ち込めば、破産する」 【フルタイムトレーダー完全マニュアル】
「システムトレードは究極的な裁量トレード」【マーケットの魔術師(エド・シィコーター)】
「最高のトレーダーは完璧を求めない・・・流れに任せることを学んでいる」【トレードのストレス解消法】
「人の意思決定は事実よりも『気分』に基づいている」【トレードのストレス解消法】

ちなみに私が3回以上(もしかすると5回以上)、繰り返し読んだ書籍は、次の通りです。

「投資苑」
「新版魔術師たちの心理学」
「ゾーン」
「トレンドフォロー入門」
「生き残りのディーリング」
「高勝率トレード学のススメ」

 まずは、資産のポートフォリオを作る前に脳ポートフォリオを確立した方が良いと思います。脳ポートフォリオということで、「戦略」「資金管理」「心理」と明記しました。この3つの重要性は、投資をこれから始める方には、ピンとこないかもしれませんが、投資で長期的に資産を増やしている人たちは、「投資苑」(パンローリング刊)のパクリか?と思う方もいるでしょう。パクリです(笑)。この「戦略」「資金管理」「心理」の3つの項目に多少のニュアンスの違いがあるかもしれませんが、その重要性は共感していただけると思います。

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 株式取引やFX取引などの最終的な生存率は、10%程度と言うことは聞いたことがあると思います。最近、何かの記事で読んだものには、FXの1年間の生存率が40%程度で5年間の生存率は1%と言うことでした。ということは、逆に90%以上の人は、資産を増やそうと思って始めたものの結果的に資産が減っていることになります。それぞれの人が株式などを購入するタイミングは違いますが、どちらにしても購入してからは、上がるか下がるかのどちらかです。そうであるならば、勝者が50%で敗者が50%なら分かりやすいのですが、なぜ勝者が10%以下で敗者が90%以上になってしまうのでしょうか。誰も敗者には、なりたくないはずなのに多くの方は敗者になってしまうのです。何がそのような現実を生み出すのかと言うことを考え、投資を始める必要があります。何となく自分には特別な才能があり、勝者に入れると思うのですが、現実は、どうも違うようです。

 このブログでは、相場の話と、私の個人的な趣味の釣りやワインの話をリンクさせて書いています。釣りやワインも自然(先がよめない変化)を相手にするため、少し似ていると思うからです。
 相場にも、突然訪れるバブルや大暴落がありますが、2010年のチリ大地震でもワインに大きな影響を与えたことは記憶に新しいです。日本がワインを輸入している2009年国別ランキング(財務省通関統計)では、1位:フランス、2位:イタリヤ、3位:チリとなっています。今回のチリ大地震で、チリワイン協会によると、瓶が割れたり、タンクが倒れたりして失われたワインはボトルにすると、ざっと1億7000万本分と言われ、金額にして2億5000万ドル(約230億円)の損害があったと言われています。ワインばかりでなく、大豆やコーヒー、オレンジなどでも大きな気候変化によって商品先物市場は、大きく動いたりすることはご存じだと思います。しかし、そのような先の気候変化を予測し利益を出すことが可能なのでしょうか?気候の変化は大げさかもしれませんが、要するに将来の価格を予測し、利益を確実に上げるということが可能なのでしょうか?少なくとも私には、そのような将来を予測する才能がないことを経験しましたので、私の場合は、変化への対応と言うことに照準を合わせ投資を行うようにしました。実は、多くの投資家は、将来の価格変化を予測しようとしますが、相場で生き残っている人達の多くは、マーケットが、上や下に動いた後の処理方法に注意を払っています。
 また、将来を予測することと、資産を形成することは、違うのです。

 このブログで書いているものは、総論的なことですので、物足りなさを感じるかもしれません。ただ、私自身は、細かな戦略にこだわるよりも、一定の投資レベルになるまでに学ばないといけないことが多くあると思っています。その期間のことを学習期間と位置づけ、その期間は、生き残りだけを考えて、どのように過ごしていくかと言うことを趣旨としています。私が投資初心者の頃と大きく変わったと感じるところは、マーケットに何か求めると言う感覚がなくなり、常に一定の距離をおき、ニュートラルな状態でいることができるようになったことです。

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